7月6日(月)に発売される夢枕獏の新刊『大江戸火龍改(おおえどかりゅうあらため)』。本作は、夢枕獏の世界をスカイエマの艶っぽいイラスト、クラフト・エヴィング商會が美しい装丁で彩った、現代版“大人の絵草紙”といえる1冊。
吉川文学賞ほか三冠を達成した傑作『大江戸釣客伝』に繋がる物語世界から、「首無し幽霊」を期間限定で無料配信します。
◎『大江戸火龍改(おおえどかりゅうあらため)』とは?
禍々(まがまが)しきは、吾の出番。
江戸時代、凶悪犯を取り締まる火附盗賊改の裏組織が存在した。
専ら人外(にんがい)のものを狩り鎮めるその名は、火龍改。
満開の桜の下で茶会を催していた一行から悲鳴が上がった。見れば大店のお女将の髪が逆立って、身体ごと持ち上がっていき、すっかり桜の花に隠れてしまった。
万妖異事相談――江戸版陰陽師といった風情の遊斎が主人公の物語です。おもしろかったり怖かったりという話を楽しんで書かせていただきました。 夢枕獏
担当編集者より江戸の訳あり探偵が主人公の、新シリーズ開幕です。
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■本の紹介
◎大江戸火龍改
江戸時代、凶悪犯を取り締まる火附盗賊改の裏組織が存在した。
専ら人外のものを狩り鎮めるその名は、火龍改。満開の桜の下で茶会を催していた一行から悲鳴が上がった。
遊斎は、飴売りの土平、平賀源内らとともに、この怪奇な事件の謎を追う(長編「桜怪談」)。短篇「遊斎の語」「手鬼眼童」「首無し幽霊」も併録。スカイエマの、クールで色っぽい遊斎や不思議な生き物たちのイラストが誌面を飾る。クラフト・エヴィング商會の瀟洒な装丁で、現代版の絵草紙本が誕生。
- - 主書名:『大江戸火龍改』
- - 著:夢枕 獏 装丁:クラフト・エヴィング商會 イラスト:スカイエマ
- - ISBN:9784065203996
- - この本の詳細ページ:https://bookclub.kodansha.co.jp/product?isbn=9784065203996