
出典: ラフ&ピース ニュースマガジン
紆余曲折の芸人人生
「今回、文化功労者として名前を挙げてもらったのはお客様のおかげです。(文化功労者の)『大衆芸能』という部門の中に、演芸、漫才も加えてもらえたのが本当にうれしい」
取材陣に向かってそう語る西川は、「やすきよ漫才」で一世風靡し、いまも現役のお笑いタレントとして活躍するお笑い界のレジェンドです。参議院議員として3期18年に渡る議員生活をおくるなど、振り返れば、ここまで波乱万丈の道のりでした。
文化功労者は、「文化の向上発達に関し特に功績顕著な者」を政府が毎年、文化の日(11月3日)に顕彰するもので、文化人にとって文化勲章に次ぐ大きな栄誉です。

出典: ラフ&ピース ニュースマガジン
「紆余曲折いろんなことがあった」と、これまでの芸人人生を振り返った西川は、元相方の故・横山やすしさんからコンビを組もうと誘われたときのことから語り始めました。
「やすしさんのおかげ」
コンビ結成は1966年。やすしさんからの誘いを20回以上、断った上でのことで、会社からも反対されていたとのこと。妻のヘレンさんに背中を押されてコンビ結成を決意したものの、「失敗したら芸能界を辞める覚悟だった」と振り返ります。