JR東日本 有機薄膜太陽光発電のフィールド試験スタート

JR東日本 有機薄膜太陽光発電のフィールド試験スタート
駅の屋根という特殊事情
JR東日本・日光線鶴田駅で、25日から「有機薄膜太陽電池」を使用した太陽光発電の基礎評価試験(フィールド試験)が始まった。試験は13年2月中旬までの予定。JR東日本によれば、今後の駅での環境負荷低減を目指し、そのための実証試験として、鶴田駅の通路屋根の一部に有機薄膜太陽電池を設置、約1年にわたって太陽光発電システムの稼働状況を確認する。

有機薄膜太陽電池を採用したのは、同太陽電池に、
光を通す、軽い、薄い、曲げることができる

といった特性があるため。太陽光パネルを設置するにあって、駅の屋根は特殊事情がある。IT MONOistがJR東日本の話として紹介するところによれば、駅の屋根は、
・重量物を載せる設計になっていない
・形状が複雑
・電車の振動がある

という。また、通路の採光のためにも光を通す必要もある。こうした特殊事情をクリアするパネルとして有機薄膜太陽電池が選ばれた。

[JR東日本プレスリリースより]

1年間のフィールド試験で課題抽出
今回の試験では、昼間に発電・蓄電し、夜間に通路屋根下部のLED照明を点灯させる。JR東日本によれば、有機薄膜太陽電池は安価ではあるが、まだ開発段階の技術(※)。1年間のフィールド試験でデータを取り、今後の太陽電池導入の課題を探りたいとしている。

なお、下野新聞SOONによれば、JR東日本では東京駅と高崎駅(群馬県)にシリコン太陽電池を設置しているが、有機薄膜太陽電池の設置試験は同社管内では初となる。


※:サイト「環境ビジネス」によれば、シリコン太陽電池の変換効率が20%前後であるのに対し、有機薄膜太陽電池のそれはおよそ5%。この変換効率や耐久性が、有機薄膜太陽電池の課題。

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