
調査は、2013年2月1日から2月4日の期間に、全国20歳以上の男女2,080名(男女各1,040名、年代別に各416名)を対象に、オンライン調査で行われました。
調査結果によると、「太陽と聞いて真っ先に思い浮かぶ都道府県」については、「沖縄県(62.5%)」が断トツのトップとなりました。以下、「宮崎県(10.7%)」、「岡山県(3.4%)」、「北海道(3.1%)」と続いています。
次に、「将来的に期待値が高い再生エネルギー」の問いには、「太陽光発電(51.4%)」が大きな支持を得ており、2位には「地熱発電(18.8%)」、3位には「バイオマス発電(12.2%)」という結果となりました。
また、「太陽光発電」について、「知っている」との回答と「なんとなく知っている」との回答を合わせた割合は、全体の91%に上りました。さらに、「詳しく知っている」との回答は、全体の4分の1となる24%程度を占めており、その内訳は、「技術系の会社員」や「会社経営者」、「自由業」などに次いで、「学生」の割合が多いようです。
今回の調査結果からは、手に入れることのできる「再生エネルギー」による発電商品が「太陽光発電」関連のものだけといった現実が見受けられます。「地熱」や「バイオマス」、「風力」などの発電には、規模の大きさをイメージしてしまいますし、「水力」となると、そもそも条件に恵まれなければなりません。単品をよりコンパクトに、そして、組み合わせて大きな効果を発揮できる、そのような柔軟な実用品の開発が、普及の決め手なのかもしれません。