日本ガイシがイタリアの大手送電会社に大容量蓄電池システムを供給

日本ガイシがイタリアの大手送電会社に大容量蓄電池システムを供給
欧州への導入は初
日本ガイシは5月14日、イタリアの大手送電会社であるテルナ社と、電力貯蔵用NAS(ナトリウム硫黄)電池システムの供給に関する基本契約に合意したと発表した。

これは、欧州で初めて電力系統に大容量蓄電池が導入される案件となる。

電力貯蔵用NAS電池は日本ガイシの開発した大規模電力貯蔵システムで、独自の高度なセラミック技術と製造技術を結集し、世界で初めて商用レベルでの実用化し「電気はためられない」という常識をくつがえした。

大容量、高エネルギー密度、長寿命を特長としており、長期にわたって安定した電力供給が可能で電力負荷平準によるピークカット、再生可能エネルギーの安定化に役立ち、節電対策やエネルギーコスト削減、環境負荷低減に貢献する。

電力貯蔵で供給を安定化
今回の契約では、日本ガイシがイタリア国内の送電系統に導入するNAS電池システムを、最大で出力7万kWで供給するもので、この内、初回分として3万5千kWのNAS電池システムを、約1億ユーロで受注する。

イタリアはドイツと並んで、世界トップクラスの再生可能エネルギー導入国。

2012年には、太陽光発電が前年比72%増、風力発電が同34%増と大幅に再生可能エネルギーの発電量が増加している。

テルナ社は、日本ガイシの保有する送電系統の変電所にNAS電池システムを導入し、再生可能エネルギーの最適利用と電力需給変動への即時対応や電力系統の安定化を図る。

再生可能エネルギーは気象状況の影響を受けやすいことから、大量導入による電力系統の変動を、NAS電池システムの大容量電力貯蔵能力によって平準化し、電力供給の信頼性を確保したい考えだ。

日本ガイシでは、アラブ首長国連邦に向けてもNAS電池システムの導入プロジェクトを進めている。

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