災害の傷跡深く。メキシコ湾原油流出事故のその後

災害の傷跡深く。メキシコ湾原油流出事故のその後
       
あれから2年、メキシコ湾の今
2010年4月20日、11人の犠牲者を出し、メキシコ湾を真っ黒に染めた原油の原因となったBP社の石油掘削施設の爆発事故が発生した。

爆発により折れた掘削パイプより流れ出した原油は、約78万キロリットル、490万バレルにもおよぶ。生態系に壊滅的なダメージを与えた事故から2年がたった今、メキシコ湾とその周辺の海岸はどうなったのか。

仏紙、20minutesが報じた。

石油はまだそこに
掘削施設、Deepwater Horizonの爆発事故は水深1522メートルの地点で起きた。原油流出を止めるまでに87日を有し、海は黒く汚染された。

あれから2年たった今でも、沿岸にはイルカの死がいが打ち上げられる。食物連鎖の底辺にある小魚が汚染されている可能性も指摘されており、地元の生態系への深刻な影響が懸念されている。

環境保護活動を行っているWilma Subra氏は、
石油は、いまも水中に存在する

と言及しており、
事故は、数世代にわたり影響を及ぼす可能性がある

との考えを示した。
救われない漁師たち
2012年4月18日、BP社と流出事故により被害を受けた人々との間で和解が成立し、約78億ドルが支払われることがほぼ確定した。また、同年4月24日には事故に関する初の逮捕者が出た。

賠償金については今後変動する可能性もあるが、事故が収束に向けて動き出そうとしている中、苦境に立たされている地元漁師たちの未来は暗い。

ルイジアナ州で漁師をしているTeresa Dardar氏は、
漁業を続けられなかったら、どうしたらいいのだろう。誰も答えを知らない

と苦しみを語った。

メキシコ湾では今後も周辺の生態系に関する研究が続けられる予定で、爆発事故の残した傷跡はいまだ癒えることがない。

元の記事を読む

当時の記事を読む

エネクトニュースの記事をもっと見る

トピックス

今日の主要ニュース 国内の主要ニュース 海外の主要ニュース 芸能の主要ニュース スポーツの主要ニュース トレンドの主要ニュース おもしろの主要ニュース コラムの主要ニュース 特集・インタビューの主要ニュース

もっと読む

国内ニュース

国内ランキングをもっと見る

コメントランキング

コメントランキングをもっと見る
2012年4月27日の社会記事

キーワード一覧

このカテゴリーについて

国内に起きた最新事件、社会問題などのニュースをお届け中。

通知(Web Push)について

Web Pushは、エキサイトニュースを開いていない状態でも、事件事故などの速報ニュースや読まれている芸能トピックなど、関心の高い話題をお届けする機能です。 登録方法や通知を解除する方法はこちら。