シャープ、「集光型」太陽電池セルで変換効率40%超!

シャープ、「集光型」太陽電池セルで変換効率40%超!
世界最高を達成
シャープ株式会社は、2012年5月31日、同社が開発した“太陽電池セル”で、変換効率「43.5%」を達成したことを発表した。

今回の件は、NEDOの「革新的太陽光発電技術研究開発」プロジェクトの一環として開発に取り組んでいたもので、ドイツのフラウンホーファー太陽エネルギーシステム研究所において、その測定結果が確認されたという。

測定には、3つの光吸収層を積み上げた構造により、変換効率を高めた「化合物太陽電池セル」が採用されており、また、受光面の電極間隔を最適化し、電気抵抗を最小限に抑えたことなども、今回の記録達成の要因ともいわれている。

ちなみに、「変換効率」とは、太陽光発電システムにおいて、太陽の光エネルギーを電気エネルギーに変換したときの変換割合のこと。変換効率が高いものほど、より効果的に電気を作ることができる。

次はモジュール効率の向上へ
今回測定されたのは、1枚のセルに対する「セル効率」。一方、太陽電池モジュール単位に対するものは「モジュール効率」と呼ばれている。太陽光発電の場合、セル単体でというよりも、モジュールとして使用され、モジュールとしての変換効率が重要となるが、現状では10%から20%程度といわれており、今後40%程度への効率向上が目標とされている。

現在、「化合物太陽電池」は、主に人工衛星などに使用されているが、今後は、小面積の太陽電池セルで発電できる集光型システムへの応用を図ることで、地上用途への展開を目指すことになる。

太陽光発電に限らず、その地域で生産されたものは、その地域で消費する「地産地消」活動には、地域の活性化と同時に、「送電」の自由化がままならない現状を打破するパワーも備わっているのではないだろうか。そういった意味で、小面積での充分な発電が可能になれば、エネルギーの多様化への機運はいっそう高まるにちがいない。

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