
アメリカ海軍研究試験所のRobert Walters氏によると、現在アメリカ海兵隊が直面している問題のうちの1つに、前線基地にいる海兵隊員たちへのエネルギー供給があるとのこと。それを解決するため、同試験所では現在、リチウムイオンバッテリーに繋げて充電が可能な携帯型ソーラーパワーパックの試作・試用を進めている。
(Image by US Naval Research Laboratory)
この開発は、アメリカ海軍研究試験所と、アメリカ海兵隊遠征軍エネルギーオフィス、MicroLink Devices、Design Intelligence Incorporatedとの共同で進められた。まだ試用段階ではあるものの、事前調査によると、この「MSP Prototype」は間違いなく遠征軍へのエネルギー供給問題を解決できると期待されている。
これらのエネルギー戦略によって、1人の海兵隊員が1日に消費する燃料を50%削減、そして任務地で持ち運ばれるバッテリーの総重量を約20万ポンド(約90トン)も削減することができると予想されている。
あわせて読みたい
-
NEW
インド 独自開発の国産戦闘機「テジャス」改良型を調達決定
-
寒さ厳しい冬の朝、どう見ても近距離パワー型の車が誕生して話題に
-
ジェネラル・ダイナミクス アメリカ陸軍へ新型戦闘車両「MPF」を滞りなく納入中
-
陸自オスプレイ「護衛」に課題 戦闘機も攻撃ヘリも力不足? 米海兵隊はどうしたか
-
凄いぞ米海兵隊の新攻撃ヘリAH-1Z「ヴァイパー」ほぼ新造でも「AH-1Wの改修です」ナゼ?
-
陸自「オスプレイ」なぜあの色? 飛行開始式典に在日米海兵隊司令官が参列の意味
-
F-35B戦闘機が墜落 空中給油機と接触 アメリカ海兵隊
-
さよならナプキン! 生理中のめんどうを解決する「吸収型サニタリーショーツ」を調査してみた