泡の力で省エネ・CO2削減する「三菱空気潤滑システム」で大型クルーズ客船、7%燃費向上

泡の力で省エネ・CO2削減する「三菱空気潤滑システム」で大型クルーズ客船、7%燃費向上
ドイツの大型クルーズ客船初の “エアーカーペット” 搭載
三菱重工業は、世界最大のクルーズ客船会社カーニバル社のドイツ向けブランドであるアイーダ・クルーズ向け大型クルーズ客船2隻に、「三菱空気潤滑システム(MALS)」を搭載することを6月6日同社のホームページを通じて発表した。

空気潤滑システムを搭載するのは2011年11月に受注したクルーズ客船2隻で、いずれも12万5000総トン、3250人乗りで、アイーダブランドの客船

では最大となる。長崎造船所で建造し、2015年春と2016年春の引き渡しを予定している。

クルーズ客船における空気潤滑システムの搭載は世界初となり、約7%の燃費向上が見込まれる。

泡の力で省エネ・CO2削減
空気潤滑システムは、省エネ・CO2削減を実現する同社の独自技術で、送風機を使って船底から吹き出した空気が、細かい気泡となって船底をカーペットのように覆うことで、航行時の船体と水との摩擦を減らすもの。

プラントや重量物などの大型設備を運ぶモジュール船などの大型船舶の燃料は重油でまかなわれており、重油の消費節約とCO2排出量の削減が大きなテーマとなっている。

今回の客船への搭載に当たり、独自開発の高効率送風機の採用、最新の流体シミュレーション計算に基づく効率的な空気吹き出し位置の決定、吹き出し空気量の最適化等により7%の省エネ効果を見込んでいる。

同社は、2010年に竣工したモジュール運搬船2隻に空気潤滑システムを初搭載し、海上試運転において約13%の燃費向上を確認している。

また、海上輸送の主力船種であるばら積み運搬船をターゲットに、空気潤滑システムを核に高効率船型や推進性能改善装置を組み合わせ、CO2排出量を従来船に比べ約25%削減できる新省エネ船型の開発を完了。

穀物メジャーの米国ADM社向け穀物輸送船3隻に、空気潤滑システムを含む同省エネ船型の設計コンセプト供給が決定している。

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