
「SIPシリーズ」は無人運搬車、電動カート、建設機械、通信システム機器、小型風力発電など産業用のアプリケーションが想定されている。長寿命かつ短時間で充電可能という特徴を持ち、現在普及している鉛蓄電池を置き換える商品としての地位を目指している。
また、通常の鉛蓄電池の充電期間が8~10時間であることに比べ、SIPシリーズの充電は約20分でも可能。容量が同等の鉛蓄電池と比較して、重量も約4分の1になった。
さらに氷点下30度の環境でも充放電が可能で、寒冷地での使用に適している。鉛電池に必要な補水などの手間が省け、メンテナンスも容易だ。
東芝はこれからも産業用や家庭用など様々な用途向けにリチウムイオン電池事業を積極的に展開していく方針だという。
(画像はプレスリリースより)