2019年7月22日発表
新電力会社の熊本電力株式会社は、全国展開の開始や新料金プランの検討など、今後の取り組みについて2019年7月22日に発表した。

今秋より沖縄県を除く全国エリアに展開
熊本電力では今回、固定価格買取制度の買取期間を満了した電力の買取(卒FIT買取)の検討を開始、FIT電源の積極導入、全国展開の開始・新料金プランの検討、SDGs(持続可能な開発目標)への取り組みを発表した。


具体的な内容としては、卒FIT買取では、FIT制度の買取期間を満了した住宅用太陽光発電の買取を行う予定で、買取価格は精査中とのことだ。

FIT電源の積極導入では、電力の地産地消の取り組みとしてグループ会社で所有・管理している熊本県内にある太陽光発電施設約12,600,000kWhの電源を今秋以降、順次導入予定で、熊本電力のFIT電源比率および地産地消比率が全供給量の約32%となるとしている。

全国展開・新料金プランの検討では、今秋より沖縄県を除く全国エリアで電力供給を開始予定で、新供給エリアでの供給開始時期や電気料金単価については近日中にリリース予定だ。

SDGsへの取り組みでは、CO2排出量低減に向けた電力の供給、CO2排出量をオフセット、社員の非喫煙推進、背急所などのペーパーレス化推進などの取り組みを実施していくとしている。

熊本電力では今後、グループ外の熊本県内の電源についても積極的に導入することで、数年内に電力の地産地消比率を100%とすることを目指すとしている。

(画像は熊本電力ホームページより)

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