同発電所は、太陽電池パネル設置容量ベースでの最大出力が2.4MWで、年間予想発電量は231万kWhとなり、この電力は買取価格(FIT価格)36円/kWh(消費税等含まず)にて、東北電力株式会社へ売電するとのこと。なおこの電力量は、一般家庭724世帯の年間消費電力量に相当する規模となる。
発電所の特徴としては、東西に細長い建設地の形状を活かし、より多くのパネルを設置できるよう、通常は南向きに配置される太陽電池パネルを東西に向けて山折り形に配置したことにより、南向きにパネルを配置した場合に比べて、約20%発電量を増加することに成功したとしている。
また、建設地域の住民や自治体との連携を設計段階から密に実施し、周囲を土の堤防で囲むなどで雨水が発電所の外へ流出しないよう配慮し、地域との共生を図りながら開発を進めてきたことという。
なお、2018年9月末時点にて同社の再生可能エネルギープロジェクトへの投資実績は、メガソーラープロジェクトで合計19件/81.3MW(売電中:12件/29.3MW、建設・企画中:7件/52.0MW)となり、うち同社の出資持分は41.8MWになるとのこと。
(画像はプレスリリースより)