日本ガイシ、北海道初の蓄電池併設型風力発電所向けNAS電池が運用を開始

日本ガイシ、北海道初の蓄電池併設型風力発電所向けNAS電池が運用を開始
松前町の電力貯蔵用NAS電池が運用を開始
日本ガイシ株式会社は5月21日、日本風力開発株式会社から受注した北海道松前郡松前町の「リエネ松前風力発電所」向け電力貯蔵用NAS電池が、この4月3日から運用を開始したと発表した。

同発電所は、東急不動産株式会社と日本風力開発が事業主として開発したもので、納入したNAS電池は、定格出力が18,000kW、定格容量が129,600kWhとなり、風力発電の出力安定化を目的としている。

電池により風力発電の出力変動を吸収して安定化させることにより、北海道電力株式会社の「風力発電設備の出力変動緩和対策に関する技術要件」を満たす、初の風力発電所になるとともに、道内初の蓄電池併設型風力発電所として運転を開始したこととなる。

NAS電池は、大容量の電力を貯蔵できることから、長時間放電が可能となる。このため、風力発電に併設することで、風の状況により刻々と変化する発電量の変動を緩和し、短期の周波数調整だけでなく、長時間にわたって必要な電力を安定して供給することが可能になるという。

なお、北海道電力の技術要件には、短周期・長周期いずれの出力変動も緩和することが求められており、NAS電池の特長が最大限に生かされるとしている。

全世界で約200カ所、総出力56万kW以上の設置実績
日本風力開発が運営にかかわる風力発電所では、青森県上北郡六ヶ所村の六ヶ所村二又風力発電所に設置された定格出力34,000kWのNAS電池のほか複数の運転実績があり、今回の受注は、この実績が評価されたことによるもの。

NAS電池は、全世界で約200カ所、総出力56万kW、総容量400万kWh以上の設置実績を持ち、電力負荷平準化や非常用電源のほか、再エネの安定化や電力需給バランスの調整などさまざまな用途で利用されていまる。

同社は、今後もNAS電池の展開により、電力の安定供給と効率利用を支え、節電対策やエネルギーコスト削減、環境負荷の低減に貢献していくとしている。

(画像はプレスリリースより)

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