同社は、2030年に50万kWを目標に再生可能エネルギー電源の開発に取り組んでいて、同発電所の建設は、積極的に取り組んでいる水力電源開発の一環と位置付けている。
下小鳥ダムの最大使用水量は0.64m3/s、有効落差100.41mとなり、また新たな発電所は、出力が480kWで、年間の発電量を254万kWhと見込んでいるほか、CO2排出量を年間約1,400t削減することが可能になるという。
この発電所建設は、平成31年11月に着工後、平成330年11月の営業運転を目指している。
そして、これらの設備容量は全体で823万kW、発電量は約134億kWh/年になるという(2016年度実績)。
同社は、引き続きS+3E(安全性、地球環境、エネルギー安定供給、経済性)の観点を踏まえ、再生可能エネルギーの導入に積極的に取り組み、純国産エネルギーである水力発電についても最大限に活用し、電気の低炭素化を加速させていくとしている。
(画像はプレスリリース添付資料より)