「高効率結晶系シースルー太陽電池」は、採光機能を搭載していることが特徴だ。一般建築物における天窓・窓等といった開口部を対象として開発されている。採光性および眺望性を保持しつつ、太陽光発電が可能な製品となっている。
製品自体は、透明なガラス窓のような外観だ。しかしながら、火災安全機能のため、複層化した網入りガラスで構成されている。
ゼロ・エネルギー・ビル(ZEB)とは、Net Zero Energy Building(ネット・ゼロ・エネルギー・ビル)の略称だ。2014年4月、政府の「エネルギー基本計画」では、ZEBの実現に関する目標が設定された。
同社では、環境・エネルギー問題に対応するソリューション提供のため、オリジナルの太陽電池製品の開発を続けていく方針だ。あわせて、太陽電池製品の設計および工法の提案も積極的に行うとしている。
(画像はプレスリリースより)