岩手県が停電時の太陽光発電パネルからの電力利用について情報発信

岩手県が停電時の太陽光発電パネルからの電力利用について情報発信
停電時でも電気が利用できる
2019年10月11日、岩手県はホームページにおいて、自宅などの屋根に太陽光発電パネルを設置している人は、停電していても電気が使える可能性があること呼びかけた。

あわせて、資源エネルギー庁が公開している“太陽光発電パネルの「自立運転機能」”の利用方法について情報提供を行った。同庁では、取扱い説明書の確認が必要だとしつつ、「自立運転機能」の利用手順を公開している。

再生可能エネルギー活用モデル
同機能を利用するには、自立運転用のコンセント位置を確認し、主電源ブレーカーをオフにし、太陽光発電ブレーカーをオフにし、自立運転モードに切り替え、自立運転用コンセントに機器を接続するという手順を踏む必要がある。

不明な点があれば、同庁ではなく、設置事業者・システムメーカーに問い合わせるよう呼びかけている。また、設置事業者やシステムメーカーのホームページに関連情報が公開されている場合があることについても情報提供を行っている。

同庁ではかねてより、電力の小売全面自由化や分散型電源(再生可能エネルギー)の拡大など、電力システムの変遷によるFIT制度の下での売電モデルから、災害に強いエネルギー供給や、FITからの自立を目標とした様々な再生可能エネルギー活用モデルの検討を要請していた。

災害時における住宅用太陽光発電等の活用
詳しくは、同庁が2018年11月21日に公開した資料「再生可能エネルギーの自立に向けた取組の加速化(多様な自立モデルについて)」の中に記載がある。

「災害時における住宅用太陽光発電等の活用」の項目では、住宅用太陽光発電設備のほとんどに、停電時に利用できる「自立運転機能」が搭載されていることに言及している。

経済産業省では、北海道胆振東部地震のあと、インターネットを通じて自立運転機能の活用方法について周知を行ってきた。太陽光発電協会の調査では、約85%の太陽光発電パネル設置者が、停電時でも自立運転機能等の利用によって電気を利用することができたと推計している。

(画像は岩手県ホームページより)

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