太陽グリーンエナジーは、太陽ホールディングスにおける太陽光発電事業の運営会社。『小田池水上太陽光発電所』は、太陽グリーンエナジーにとって11カ所目の水上太陽光発電所となる。
太陽光パネルは一般的に、温度が上昇すると発電量が減少する性質を持つ。しかし水上設置型は水面の冷却効果が働くため、太陽光パネルの温度上昇を抑制することができる。発電効率において陸上設置型より有利であることに加えて、アオコ発生の抑制も期待できるものとなっている。
こうした利点を活かす形で同社は、埼玉県比企郡嵐山町の嵐山花見台工業団地・調整池を皮切りに、全国各地での水上太陽光発電所設置を展開。今回の『小田池水上太陽光発電所』開所に至った。
同発電所の開所により、太陽グリーンエナジーの年間想定発電量は約20GWhとなった。この量は、一般家庭6600世帯分に相当する。同社は今後も、再生可能エネルギーの普及促進に貢献するとしている。
(画像はプレスリリースより)