朝食にドーナツとコーヒーが適している化学的な理由

朝食にドーナツとコーヒーが適している化学的な理由


ブラックコーヒーにベーコンエッグの朝食。たとえ、きちんと朝食を食べても、通勤途中で道や電車が混んでいたりすると、イライラすることもあります。ちゃんと朝食を食べた気になっていても、糖分の足りない朝食だと血糖値が上がらず、脳に栄養が足りていないのです。

朝起きると、前日の夜ご飯を食べてから、かなりの時間が経過しているので、血糖値は下がっています。脳の何十億という神経細胞には、常にグルコースという糖分の安定供給が必要です。神経細胞は、糖分が欠乏するとたった数分で死んでしまいます。最後の食事から時間が経って、お腹が空いたり甘い物が食べたくなるのは、神経細胞が糖分不足のアラートを出しているのです。

 

脳内で、糖分はアセチルコリンという、とても重要な神経伝達物質を生成します。アセチルコリンは、学習や記憶、情緒や気分の安定、身体のコントロールなどを助ける物質です。

アセチルコリンは、食事から摂取されたコリンという物質から作られます。コリンは、レシチンという成分から得ることができます。そしてレシチンは、チョコレートやカップケーキ、ドーナツなどの焼き菓子に多く含まれています。

ですから、朝食にチョコドーナツを食べると、朝から脳の栄養補給がしっかりとでき、落ち着いてじっくりと仕事や勉強に励むことができます。卵やベーコンの朝食でも栄養は十分な気がしますが、脳にとってはアセチルコリンが足りず、栄養不足なのです。

日中、仕事をしたり勉強したりしながら、脳内ではコリンや糖分を使って、アセチルコリンが生成され続けています。しかし、時間が経つにつれて注意力は散漫になっていき、段々とやる気がなくなっていきます。昼間に脳を使い続けていると、今度はアデノシンという別の神経伝達物質が増え始め、それが徐々にアセチルコリンを抑制し始めます。アデノシンのせいで、集中力がなくなったり、眠くなったりするのです。


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