「カップ麺はどれくらい傾けるとこぼれるのか?」をまとめたチャート図

「カップ麺はどれくらい傾けるとこぼれるのか?」をまとめたチャート図

カップ麺は、日本が生んだ国際食。欧米でも広く親しまれている軽食のひとつですが、熱湯を扱うゆえ、作る際には十分な注意が必要です。

冒頭の画像は、専門誌『Journal of Burn Care & Research』によってまとめられたもの。これには、どれくらいの角度でカップを傾けると、こぼれる可能性があるのかが図示されています。

 

ご想像のとおり、背が低くどっしりとした「どんぶり型」のカップ麺なら、多少傾けても大丈夫ですが、日清カップヌードルに代表されるような背の高いカップだと、20度くらいでこぼれる危険性があるとか。『Journal of Burn Care & Research』では、消費者の安全面から、底を上部よりも厚くするよう、メーカーに対してパッケージの改善を勧めていますが、現在のパッケージになっているのには、それなりのわけがあります。

インスタントラーメン発明記念館』(大阪府池田市)によると、カップヌードルは乾燥麺を真ん中で閉じ込める「Middle Suspension」製法を採用。麺が壊れにくく、カップの上下に空間を確保できるので、お湯がうまく循環して麺がやわらかくなり、味もよくなるとか(詳しくは、こちらの英文資料参照)。カップはこの製法に合わせて、最適化されているようです。

このようなマニアックな分析を知ると、「カップ麺には、パッケージにも奥深い計算と工夫があるのだなぁ」と感心させられる一方、怪我のないよう、安全には十分注意しなければ...となりますね。とくに周りに小さなお子さんがいらっしゃる場合は、くれぐれも火傷などに気をつけてあげてください。


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