英語は世界でもっとも言葉の貸し借りが多い言語である:研究結果

英語は世界でもっとも言葉の貸し借りが多い言語である:研究結果

Popular Science:Chemise(シュミーズ)、schadenfreude(シャーデンフロイデ)、Tennessee(テネシー)など、英語は他の言語からの「借用語」が多い言語です。その英語が、今では世界で一番言葉を「輸出」しているそうです。米ボストン・グローブ紙が次のように報じています。

フィンランドでは、グローブ紙の記者であるブリット·ピーターソン氏が、「hot jooga」という言葉に遭遇しました(joogaはフィンランド語でヨガ)。 また、日本語の「フライ」は英語の「fry」から来ています。フランスは、英語の「smoking(喫煙)」を「タキシード」を意味する言葉に変えてしまいました。

英語が借用語を世界でもっとも輸出している事実は、国際言語としての重要性を表しています。「ある言語がどれだけ借用されたかは、その言語の優位性を計る指標の1つだ」と、マックス・プランク研究所の言語学者、マーチン・ハスペルマス氏は言います。例えば、北京語は長い間、アジアで絶大な勢力を誇っていました。しかし、同研究所で世界41言語の被借用率を調べたところ、北京語は最下位だったそうです。

ここから推論できることは、言葉の貸し借りは友好的に行われるものではないということです。借用語の多くは、戦争後の占領期に無理やり植え付けられたものです。例えば、ベトナム語の中にあるフランス語由来の借用語は、植民地時代の名残です。その国の文化と母語を守るために、借用語を追放しようとする国もあります。現代においてそれは、英語に抵抗することを意味します。


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