北米では死者も発生:袋詰めサラダの大規模食中毒

北米では死者も発生:袋詰めサラダの大規模食中毒

原文筆者は面倒くさがり屋なので、こんなことは言いたくありません。でも、カットされたレタスなどが入った袋詰めのサラダは、やっぱり食べないほうが良いと思うのです。北米ではもう何度も、袋詰めのサラダ用野菜が原因で、大規模な食中毒が発生しているからです。

(編集部注:日本での発生件数は北米ほどではないようです

十分な殺菌がなされておらず、残った菌が食中毒の原因となった

ごく最近のケースを見ても、ドール社の袋詰めサラダからリステリア菌が発見されました。妊婦がリステリア症にかかると、流産や死産を引き起こす可能性があります。この袋詰めサラダは2016年1月27日にリコールされましたが、15人が入院し、1人が亡くなりました。2012年と2013年にも、同じような袋詰めサラダが原因で大腸菌による食中毒が発生しています

2015年にアメリカ農務省が発表した報告によれば、リステリア菌とサルモネラ菌による食中毒の原因食材の最上位は野菜と果物です。大腸菌による食中毒の原因食材としては、僅差の2位です。

でも、袋詰めサラダには、丸ごとそのまま売っている野菜よりも厄介な点があるのです。2006年に、ホウレンソウに付着していた大腸菌が原因で大規模な食中毒が発生した直後、Emily Bazelon氏がウェブ雑誌「Slate」で次のように説明しています

袋詰めのサラダを製造するにあたって、加工工場では、複数の産地から葉物野菜を集めます。それから3種類の異なる薬剤で消毒処理を施し、乾燥させ、袋に詰めて密閉し、近くの市場に出荷するのです。ただし、薬剤による消毒だけでは大腸菌は根絶できません。大腸菌を殺菌するには、野菜に熱処理と有機酸処理を施さなければならないのです。でもそうすると、野菜はおそらくしなびてしまうでしょう。多数の産地で生産された野菜を、十分な殺菌処理をしないまま混ぜてしまうため、1軒の農家から出荷されたホウレンソウが大腸菌に汚染されていただけでも、袋詰め加工の過程で菌が拡散してしまうのです。


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2016年2月13日の経済記事

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