視覚障がい者向けなのに「みんなが使える」音声ガイドシステムと、プロダクトデザインのリアル

視覚障がい者向けなのに「みんなが使える」音声ガイドシステムと、プロダクトデザインのリアル

視覚障がい者を導く方法として点字ブロックがあります。白杖(はくじょう)で点字ブロックに触れることで、駅の構内やホームの様子がわかります。ところが、もしキャリーバッグを持ちたいと思ったり、高齢で車イスを利用しなければならなかったりすると、白杖と点字ブロックは上手く機能しません。点字ブロックに問題があるわけではなく、バリアフリーにはさらなるイノベーションが必要なのです。

そんな中、ウェブメディア「Mugendai(無限大)」が伝えているように、新しいバリアフリーを実現するべく、あるシステムの実証実験が東京・日本橋のある商業施設で行われました。

空間情報データベースが実現する高精度の音声ガイダンス

2016年12月10日に実証実験が行われた、清水建設が開発した音声ナビゲーション・システムでは、空間情報データベースとICT技術を組み合わせ、屋内外を移動する際に骨伝導ヘッドフォンから音声ガイダンスを流すことで、視覚障がい者のシームレスな移動を可能にします。

Mugendai(無限大)」によると、専用のアプリを入れたスマホに目的地を告げると、7~8mに1個程度の割で設置しているビーコン(電磁波を発信して移動体の位置を調べるための通信設備)やスマホのセンサー情報を基にユーザーの位置を確認しているとのこと。

清水建設では、建物内で人やものの位置を測定する技術や、建物内の様子を空間的にマッピングする技術(空間情報データベース)を開発していました。空間情報データベースには建物の緯度や経度、階段の位置や段数、手すりの長さなどが詳細に蓄積されています。ユーザーの位置情報は清水建設のデータベースと照合され、割り出された進むべき方向や道標などが骨伝導ヘッドフォンを介して音声で視覚障がい者に伝えられる、という仕組みです。そのため、非常に高い精度を誇るとのこと。


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