『ビジネスエリートが知っている 教養としての日本酒』(友田晶子 著、あさ出版)によれば、日本酒に興味を持ち、「知りたい、学びたい」と考える“一流の人たち”が国内外を問わず増えているのだそうです。
事実、「ソムリエトータル飲料コンサルタント」である著者自身も、ビジネスパーソン向けの日本酒に関する研修やセミナーを依頼される機会が増えているのだとか。
日本酒を語れることは、より広く深い教養がある証しとなり、そこから会話がふくらみ、ひいてはビジネスチャンスにつながり、ネットワークが広がっていく。
このことに日本のエリートビジネスパーソンたちは気がつき、教養として身につけるべく日本酒について学び、さまざまなシーンで活用しているのです。(「はじめに」より)
そこで本書では、日本酒に関する正しい知識と教養を身につけたいと考える方に向け、トレンドをも視野に入れた日本酒の基礎をわかりやすく説明しているのです。
さらには海外を含む“ビジネスシーンで必須のマナーやルール” “立ち居振る舞い”“日本酒がある場の楽しみ方”なども、現実に即した例を用いて紹介されています。
きょうは第2章「日本酒の基礎知識|日本酒はどうやってできるのか」のなかから、日本酒に関する基本的なトピックスを抜き出してみたいと思います。
ビジネスエリートが知っている 教養としての日本酒1,760円
日本酒とはなにか日本のお酒は、酒税法で下図のように定められています。国税庁が管理する「酒税法」とは、酒税の賦課徴収と酒類の製造および販売業免許などについて定めたもの。