コンセプトライブ、初めての幼女役――挑戦づくしの2022年
――まずは3月に行われたワンマンライブ“石原夏織 LIVE 2022「Starcast」”についてお聞かせください。今回は“-Vega-”と“-Altair-”と銘打ったそれぞれ内容の異なるライブがシンクロし合って1つの世界観を描き出す、コンセプチュアルな内容でした。パフォーマンス的にも今までにない挑戦が多かったみたいですね。
石原夏織 初めてアコースティックコーナーを設けたんですけど、今まで生演奏をバックに歌った経験があまりなかったので、最初は緊張していたんです。でも、いざ終わってみると、改めて歌うことの楽しさを実感できました。アコースティックアレンジになることで、自分が今まで感じていた楽曲のイメージとは雰囲気が変わったので、それに合わせて自分も歌い方を変えてみたりして。特に“-Altair-”の昼公演で歌った「Taste of Marmalade」や、全公演共通で披露した「キミしきる」や「雨模様リグレット」は、同じ歌でもこんなに幅が広がるんだなと思いましたし、発見が多いライブでした。