小泉今日子が安倍政権批判や官邸前の抗議デモの報告ツイートに「いいね」! 独立で小泉が勝ち取った"政治的自由"

小泉今日子が安倍政権批判や官邸前の抗議デモの報告ツイートに「いいね」! 独立で小泉が勝ち取った"政治的自由"
株式会社明後日公式ツイッター

 公文書改ざん問題で国民の安倍政権への怒りが日増しに高まっているなか、あいかわらず鈍いのがワイドショーに出演する芸能人コメンテーターたちだ。財務省のことは非難しても、安倍政権の責任や関与の可能性については、絶対に口にしようとはしない。その姿を見ていると、この国の芸能人にとって、政権批判というのがいかにタブーであるかをまざまざと思い知らされる。

 そんななか、ささやかではあるが、ちょっと意外な芸能人が安倍政権に抵抗する動きを見せて、一部で話題となっている。

 独立を表明したばかりの小泉今日子がツイッターで安倍政権批判や官邸前抗議デモに関するツイートに多数「いいね」をつけているのだ。

 それは、2015年に小泉今日子が代表取締役となって設立した舞台製作の会社・株式会社明後日の公式ツイッターアカウントにて行われている。このアカウントはプロフィール文に〈代表取締役の小泉今日子が呟きます〉とある通り、普段から小泉今日子自身の言葉がつぶやかれているアカウントだ。

 その「明後日」の公式ツイッターが森友文書改ざん問題に関する意思表示をしているのを見つけたのは、16日、官邸前で大規模な抗議デモが行われた日のことだ。
 このデモについて、SEALDsの後継団体のひとつ「未来のための公共」のアカウントが〈主催者発表で、今の時点で15000人が集まっています!まだまだ声を上げます。少しでも来られそうなら #官邸前へ〉と参加をよびかけたのだが、これに明後日=小泉が「いいね」を押していたのである。続いて、一般ユーザーによる〈国会議事堂前駅を使われる方は、三番の方が前へ行けます。警察が四番に誘導しようてしても無視で〉(原文ママ)という、官邸前抗議デモの道案内のツイートにも「いいね」。さらに、抗議デモでコールをする元SEALDs奥田愛基氏の様子を撮影した画像を投稿した演出家・高橋正徳氏のツイート、その後には抗議デモでの演説の様子を撮影した動画を投稿した福島みずほ参議院議員のツイートにも「いいね」を押していた。

 また、政権の関与を批判するツイートにも「いいね」をしている。劇作家であるケラリーノ・サンドロヴィッチ‏氏が16日に〈どうして世間ではまっっったく通用しない非常識が政権中枢では当然のようにまかり通るのか。佐川が書き換えやったって、自分にはひとつも得がないのは全員わかりきってるはず。誰に言われたかも、或いは誰に忖度したのかも。まさにカフカ的な不条理。もう、あとは、国民が本気で怒るしかない〉とツイートしたのだが、これにも明後日=小泉が「いいね」を押していた。

●文科省の前川喜平氏講演データ提出強要問題でも「いいね」をした小泉

 改ざん問題だけではない。前川喜平前文科事務次官が講師として招かれた授業の録音データの提出を文科省が求めていた問題で、名古屋市立八王子中学校の上井靖校長が開いた記者会見を見た一般ユーザーによる〈前川さんを呼んだ中学校の校長先生、堂々と記者会見していて感心した。こういう先生がいることが本当に救いだ...〉とのつぶやきにも「いいね」している。

 ご存知の通り、小泉今日子は今年の1月いっぱいで"芸能界のドン"こと周防郁雄社長率いるバーニングプロダクションから独立した。この独立に際し小泉バーニングの情報操作によって、不倫関係にあった豊原功輔が離婚したことにされたことその情報操作に自分も加担して、豊原の家族を傷つけたことを詫びた。(http://lite-ra.com/2018/02/post-3773.html)

 その独立後の勇気ある行動を見ていると、小泉が「本当の思い」を語り、「本当にやりたいこと」をやるために、芸能界の柵から自由になったことがよくわかる。そして、その「本当の思い」のなかには政治や社会に対する思いというのも含まれていたのかもしれない。

 実際、小泉が明後日の公式ツイッターアカウントで、安倍政権批判に「いいね」を押し始めたのは、独立前後からだ。

 現認できた最初は、バーニングからの独立直前となる1月19日、一般ユーザーによる〈小室哲哉が不倫していても、オレの生活には何の支障もない。白鵬と稀勢の里が休場しても、オレの生活には何の支障もない。安倍晋三とその一味が悪政の限りを尽くしている。これはオレの生活に大きな支障がある〉というつぶやきに「いいね」を押している。

 そして、独立した後は、前述したように、より直接的な抗議行動のツイートに、より多くの「いいね」をつけるようになった。

 きっとこれから、小泉はもっと自由に思ったことをどんどん発言するようになるだろう。もしかすると、そのうち「いいね」だけではない、彼女自身の言葉による政治や社会への強いメッセージを聞くことができるかもしれない。
(編集部)

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