サーキュレーターは令和の必須家電
冷暖房の空気循環や部屋干し、密閉空間の換気にと1年中使えて、ここ数年で爆発的に普及している「サーキュレーター」。今回はそんな"令和の必須家電"の最新機種15種類を徹底比較した。チェックポイントは、1)風力 2)静音性 3)可動域 4)機能性 5)お手入れのしやすさ の5項目で、各項目10点満点の合計点で総合ランキングを決定!
サーキュレーターと扇風機は同じようなものに思われるが、体の表面温度を下げるため広範囲に拡散する風を当てる扇風機に対して、サーキュレーターは遠くまで直進する風が特徴。力強い風を出して空気を循環させ、部屋の温度を均一に保つには「風力」が重要なポイントとなる。そこで20cm間隔で並べたロウソクに最大パワーの風を当て、何本消えるかを計測した。
15台の平均は10本で、距離にして2m。
梅雨時の部屋干しには、洗濯物周りの湿気を逃がしてくれるサーキュレーターがあればとても便利。乾燥時間が短縮できて、生乾き臭も軽減してくれる。そこで、どれぐらい広い範囲に風を当てられるか、「可動域」を比較した。
こうして12時間かけてサーキュレーターを徹底調査。実際に試してわかった、おすすめベスト5とは!?
独自機能にも注目!
第5位は、ENICY(エニシー)の『connectキューブ型 サーキュレーター』(税込6,530円)。
大理石風の個性的なデザインが目を引くが、ほかにもベーシックなホワイトやマスタードイエロー、木目などカラーバリエーションは全6色も。ただかわいいだけでなく、風力は3m、ロウソク15本を消して全体の4位という好成績を残した。使わないときは折りたたんで、コンパクトに収納できる。大手通販サイトで購入可能。
第4位は「機能性」部門で納得の1位に選ばれた、山善の『DCエアーサーキュレーター 熱中症警戒機能付 YAR-WED18』(税込13,000円)。
テストした15種類の中で唯一、「熱中症警戒モード」を搭載。
第3位は、おしゃれ家電の代表格・バルミューダの『GreenFan C2』(税込24,860円)。
「静音性」のテストでは、15種類の平均値が洗濯機などと同じ60デシベルだったのに対し、36.4デシベルと図書館ほどの静かさを記録。その秘密は独自開発した二重構造の羽根によるもので、小さなパワーで効率的な送風を可能にしている。それでいて風力も全体の5位。さらに背面に付いた活性炭脱臭フィルターで、室内の気になるニオイを除去してくれる。
第2位はアイリスオーヤマの『サーキュレーターアイDC JET KCF-SDC151T』(税込16,280円 ※番組調べ)。
重さ1.3キロのコンパクトサイズながら、ロウソクを一気に18本消したほどトップクラスの風力を持つパワフルな1台。またアイリスオーヤマだけの便利機能が、「衣類乾燥モード」。首振り運転の時に、正面は弱風、端に行くほど強風と風量に緩急をつけることで、洗濯物の乾燥ムラを防いでくれるのだ。
圧倒的な風力&お手入れ簡単で衛生的
そして今回、第1位に輝いたのはドウシシャの『サーキレイター FCW-234D』(税込14,080円 )。
「風力」と「お手入れのしやすさ」の2部門を制し、圧倒的な実力を見せた。ヘッドが上下に、土台が左右に動いて可動域も広く、直線形状の前カバーで伸びのある風を送り出す。また、ドライバー不要で各パーツを手で簡単に分解することができる。本体とリモコン以外は丸洗い可能というのも15種類中唯一の特徴で、お手入れが簡単で衛生的。清水アナは「この1台さえあれば、年中とっても快適に過ごせること間違いなし!」と太鼓判を押した。
ゲストの野々村友紀子も、「サーキュレーターは今の季節にぴったりだし、ちょうど欲しい狙い目のものがわかった!」と今回のランキングが大いに参考になったよう。ぜひみなさんも目的に合わせて、おうちにちょうどいい1台を選んでください!
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次回6月26日(土)は「インスタントラーメン塩味」を徹底調査!
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