■「本当に僕の曲を聴き込んでくださっているんだなと新鮮でしたし、それに対して今の僕ならこういう風に返せますよという形で音楽をつけていくのは、すごく楽しかった」(大沢伸一

【動画】Shinichi Osawa / 映画『Diner ダイナー』Original Soundtrack

映像化不可能と言われた原作小説『ダイナー』(平山夢明著・ポプラ社「ポプラ文庫」)が、監督:蜷川実花×主演:藤原竜也の運命の初タッグで映画化! ヒロインに玉城ティナを迎え、窪田正孝、本郷奏多、武田真治、斎藤工、佐藤江梨子、金子ノブアキ、小栗旬、土屋アンナ、真矢ミキ、奥田瑛二ら豪華俳優たちも、全員“殺し屋”役で集結。さらに、木村佳乃、川栄李奈、コムアイ、SHIHO、MEGUMI、宮脇咲良など、端役にまで一切手を抜かず、その他多くの俳優、モデル、アーティストが様々なシーンに出演しており、絢爛華麗なセットと相まって、一瞬たりともスクリーンから目を離すことができない日本映画史に残る最高に贅沢な映画が誕生した。

そして本日7月3日、大沢伸一が音楽を担当した映画『Diner ダイナー』(7月5日全国ロードショー)オリジナル・サウンドトラックがリリースされた。

本作の音楽は、蜷川実花監督直々のラブコールによりMONDO GROSSOの大沢伸一が担当。初の邦画劇伴制作となるが、DJでもあり音楽プロデューサーでもある大沢伸一ならではのサウンドで、衝撃的なサスペンスエンターテインメントを盛り上げている。

今回実現したタッグについて、大沢は「僕は今回初めて知ったのですが、とても光栄に思いました。監督と最初に打ち合わせさせてもらったのが、このダイナーのセットの真横だったんです。セットもすごく素敵だったし、何より監督が仮で当ててくれていた音楽が僕の昔の楽曲だったので、僕としても監督のビジョンがとても理解しやすくて。
本当に僕の曲を聴き込んでくださっているんだなと新鮮でしたし、それに対して今の僕ならこういう風に返せますよという形で音楽をつけていくのはすごく楽しかったですね」と蜷川監督とタッグを組めたことへの喜びを語った。

いちばん気に入っているシーンとして後半のバトルシーンを挙げた大沢は、「ドヴォルザークの『新世界』にビートが入っているので、そこはちょっと面白い感じになったんじゃないかなと思います。ここに限らず加工したノイズや、音階のついていない無機質な音みたいなものは意外と多用しています。ただ、アクションシーンは効果音もたくさん入ってくるので、そこにばっちりのタイミングで音楽をつけると、音が重なって意味がなくなったりもする。だからあえて少しずらして入れるというのは、今回学ばせてもらったことのひとつです。僕は広告の音楽もよくやっているので、映像に音をつけるのは得意なんです。
映像は一度撮ってしまったものは簡単に撮り直せないけれど、それに比べて音楽は自由度が高い。そういう意味でも楽しみながら作業させていただきました」と映画音楽ならではのテクニックについてコメントしている。

『Diner ダイナー』に登場する殺し屋たちを彩り奏でる大沢の音楽を、ぜひ劇場でも楽しもう。



リリース情報
2019.07.03 ON SALE
Shinich Osawa
ALBUM「映画『Diner ダイナー』Original Soundtrack」

映画情報
『Diner ダイナー』
7月5日(金)全国ロードショー
出演:藤原竜也 玉城ティナ
窪田正孝 本郷奏多/武田真治 斎藤 工 佐藤江梨子 金子ノブアキ
小栗旬/土屋アンナ/真矢ミキ/奥田瑛二
原作:平山夢明『ダイナー』(ポプラ社「ポプラ文庫」)
脚本:後藤ひろひと 杉山嘉一 蜷川実花
音楽:大沢伸一
監督:蜷川実花
配給:ワーナー・ブラザース映画
(C)2019 「Diner ダイナー」製作委員会

映画『Diner ダイナー』作品サイト
http://wwws.warnerbros.co.jp/diner-movie/

MONDO GROSSO OFFICIAL WEBSITE
http://www.mondogrosso.com/