【画像】バーチャルならではの圧巻の演出が連続
米津玄師が、8月7日、バトルロイヤルゲーム『FORTNITE』(フォートナイト)内で、バーチャルイベント『米津玄師 2020 Event / STRAY SHEEP in FORTNITE』を開催した。
新型コロナウイルスの感染が拡大している状況を受け、米津の最新ツアー『米津玄師 2020 TOUR / HYPE』は中断を余儀なくされ、秋以降に予定していた延期公演も来場者の安全を確保するため中止に。今回の『FORTNITE』でのイベントは、この状況下でもファンと同じ時間を過ごせる方法を模索していく中で実現した。
『FORTNITE』はアメリカの人口を超える3億5,000万人が遊ぶ人気タイトル。今年4月に『FORTNITE』上でトラヴィス・スコットがイベントを行った際には、世界中から1,230万人が同時接続し、大きな話題を集めた。日本人アーティストが『FORTNITE』上でイベントを行うのはこれが初めて。
さらには、8月5日に米津の5thアルバム『STRAY SHEEP』が発売されたばかりというタイミングも相まって、『FORTNITE』パーティーロイヤルモードのメインステージ会場には世界中からプレイヤーが集まった。
開演時刻になると、メインステージのスクリーンに『STRAY SHEEP』のジャケットに描かれたキャラクターと同じように羊のマスクをかぶった米津が現れ、「迷える羊」でステージを開始。ライブステージさながらの場所で歌唱する米津の背後に、巨大な機械じかけの歯車が出現したり、サビではユーザー全員が空高く飛ばされ、曲の壮大さを感じさせるダイナミックな演出となっていた。