「漫画村」の広告収入数億円 運営の星野路実容疑者が10人以上のメンバーに分配か

記事まとめ

  • 「漫画村」の著作権法違反事件で、海賊版サイトの運営による広告収入が少なくとも数億円に上ることが、捜査関係者への取材で判明した。
  • 運営管理者の星野路実容疑者が、広告収入で得られた多額の収益を20代を中心とした10人以上のメンバーに分配していたとみられる。
  • メンバーは身元が特定されないように、複数の海外サーバーを経由して画像を転用していた。

「漫画村」事件 広告収入数億円 運営者、10人以上に分配か

「漫画村」事件 広告収入数億円 運営者、10人以上に分配か
福岡県警本部=森園道子撮影

 人気漫画を無断で公開していた「漫画村」(昨年4月閉鎖)の著作権法違反事件で、海賊版サイトの運営による広告収入が少なくとも数億円に上ることが、捜査関係者への取材で判明した。福岡県警などは運営管理者の星野路実(ろみ)容疑者(27)が、広告収入で得られた多額の収益を20代を中心とした10人以上のメンバーに分配していたとみて実態の解明を目指す。

 捜査関係者によると、メンバーはネット上に出回る人気漫画「進撃の巨人」など数万冊分の海賊版画像などを手分けして収集し、漫画村に掲載していたとみられる。サイトは複数の広告を表示し、閲覧数に応じて企業から掲載料を集めていた。

 メンバーは身元が特定されないように複数の海外サーバーを経由して画像を転用。県警などは既に著作権法違反容疑で関係先を家宅捜索してパソコンなどの通信機器を押収しており、実際に画像を記録していたサーバーの特定を進める。

 県警は著作権法違反容疑で星野容疑者を含む4人の逮捕状を取り、既に星野容疑者の友人の男女2人を逮捕した。星野容疑者は今月7日にフィリピンから香港に出国しようとしたところをフィリピンの入国管理局に拘束されており、県警などは送還され次第、逮捕する。【中里顕】

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