小泉環境相 原発について「どうやったらなくせるか」再生エネは政府の目標より拡大目指す

記事まとめ

  • 小泉進次郎環境相は原発について「どうやったらなくせるかを考えたい」と述べた。
  • 2030年度に目指す再生可能エネルギーの電源比率を、拡大すべきとの考えを示した。
  • 石炭火力発電は「減らしていく。それは日本政府の方針だから」と述べるにとどめた。

小泉環境相「原発、どうやったらなくせるか」再生エネ、政府目標より拡大目指す

小泉環境相「原発、どうやったらなくせるか」再生エネ、政府目標より拡大目指す
就任記者会見で記者の質問に答える小泉進次郎環境相=東京都千代田区の環境省で2019年9月11日午後10時43分、大場あい撮影

 小泉進次郎環境相は11日夜、環境省内で行った就任記者会見で東京電力福島第1原発事故を踏まえ、原発について「どうやったら残せるかではなく、どうやったらなくせるかを考えたい」と述べた。2030年度に再生可能エネルギーの電源比率22~24%を目指すと掲げた政府のエネルギー基本計画に関し、さらに比率を拡大すべきだとの認識を示した。

 エネルギー基本計画は原子力発電を「重要なベースロード(基幹)電源」と位置づけ、30年度に20~22%とするとしている。

 小泉氏は「一つの国で2度(原発)事故を起こしたら終わり。いつ地震が来るか分からない。どうやったら経済や雇用に悪影響を与えることなく、再生エネを社会の中に実装して、事故の恐怖におびえることなく生活できる日本の未来を描けるかを考え続けてみたい。(そのためには)イノベーション(技術革新)が絶対に不可欠だ」と強調した。

 地球温暖化対策に逆行するとして、国内外からの批判が強い石炭火力発電に関しては「減らしていく。それは日本政府の方針だから。私もそうなるべきだと思っている」と述べるにとどめた。【大場あい】

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