クルーズ船に対応した男性救急隊員が新型肺炎 患者搬送時の感染可能性は低い

クルーズ船に対応した男性救急隊員が新型肺炎 患者搬送時の感染可能性は低い
厳しい表情で会見する横浜市の高坂哲也消防局長(中央)=同市中区の市役所で2020年2月15日午前0時35分、樋口淳也撮影

 新型コロナウイルスによる感染症で、横浜市消防局の30代の男性救急隊員が感染していたことが判明した。市によると、隊員は今月10日昼過ぎ、横浜港に停泊中のクルーズ船「ダイヤモンド・プリンセス」から、感染が確認された患者を搬送していた。ただ、隊員は10日深夜に発熱しており、市は「短時間で発症することは考えにくい」として、患者から感染した可能性は低いとみている。

 同市が15日未明、記者会見で明らかにした。隊員は鶴見消防署に所属し、10日は他の隊員2人と、同船から患者を搬送するため出動。午後3時20分ごろから約40分間かけて救急車で病院へ搬送した。マスクやゴーグルなどの防護具を着用していた。

 隊員は10日夜に38度の熱を出したが、その後も救急搬送1件に携わり、翌日未明に業務を終えた。隊員は14日になって受診し、陽性と判明した。

 ウイルスの潜伏期間は1~12・5日とされるため、市は患者からの感染には否定的な見方を示している。【樋口淳也】

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