ストレスに弱い人ほど太りやすい? ホルモンが及ぼす悪影響

■“ストレスホルモン”の過剰分泌は体に悪影響を与える

ストレスに弱い人ほど太りやすい? ホルモンが及ぼす悪影響


──ストレスからくるホルモンへの影響が、どのように肥満につながるのでしょうか?



「慢性的なストレスは、グルカゴンという血糖値を上げるホルモンの分泌を活発にします。グルカゴンが多くなると、今度は反動でインスリンがたくさん分泌されて血糖値を下げようとします。これにより、体は『血糖値を下げてはいけない』と糖を欲するようになるのです。ストレスが溜まった時に甘いものを食べたくなるのは、このためです」



──“ストレスホルモン”と呼ばれるホルモンについて聞いたことがあります。



「コルチゾールのことですね。本来、体にとってなくてはならないホルモンではあるものの、過剰に分泌されることにより、食欲の面で色々と悪さをします。まず、食欲を増進させるグレリンというホルモンがストレスで刺激されることにより、コルチゾールが過剰になり、過食に陥りやすくなってしまいます。



もう一つは食欲を抑えるレプチンへの影響です。コルチゾールはレプチンの分泌や働きを抑えてしまうため、満腹感を感じにくくなってしまいます。その結果、“ダラダラ食い”につながってしまうのです」



──コルチゾールによる影響は、他にもあるのでしょうか?



「“幸福ホルモン”と呼ばれるセロトニンの働きを抑えてしまいます。ストレスの影響でもセロトニンには抑えられてしまいますが、コルチゾールによってさらに抑制されることにより、幸福感を得られにくくなってしまうのです。セロトニンを上げる手っ取り早い方法は糖質を摂ること。体が糖質を欲するようになり、過食に走ってしまいます」



──「ストレスに弱い人ほど太りやすい」というのは、本当なのでしょうか?



「“ストレスに弱い”というのは非常に難しい表現です。ストレスによる体への影響は気質や遺伝など様々な要因があるものの、近頃は環境的要因の方が強いと言われています。誰もがストレスにさらされている今、“ストレスを抱えこみやすいか、解消する術を持っているか”によって肥満への影響も変わると考えられます」


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