インスタグラムの偽プロフィールからアダルトサイトへの誘導被害が増加

悪用されている人気ユーザー(左)と偽プロフィール(右)

セキュリティソフトの大手、シマンテックは11日、Instagramでアダルトサイトへ誘導する偽プロフィールに対して注意喚起を行った。

同社のレポートによると、2015年の11月から偽のプロフィールを掲げるアカウントが急増。
タイプは3タイプあり、いずれも不正に入手したアバター写真や投稿写真、自己紹介のアダルトサイトへのリンク、不正なリンクにアクセスさせる画像などが掲載されている。これらの偽アカウントは、通常のユーザーの写真に「いいね」して、自分のプロフィールへと誘導する。


アバターとプロフィールに不正に入手した写真が並ぶ

偽プロフィールにあるリンクを踏んでしまうとアダルト出会い系サイトのランディングページに飛ばされる。そこでは、リンクからアダルトWebサイトへ誘導してアフィリエイト ID を機能させたり、アダルト出会い系サイトへの中継ぎとして機能するページに誘導されたりする。

シマンテックでは、覚えのない「いいね」や偽プロフィールからのフォローに注意し、偽プロフィールを発見したらInstagramにスパム報告することを推奨している。


アダルト出会い系サイトのランディングページ