公益財団法人日本デザイン振興会(JDP)が、「デザイン助成プログラム」を開始しました。デザイン分野の調査研究や、日本国内におけるデザイン振興活動を対象とした助成事業です。
【目次】
今回スタートする「デザイン助成プログラム」は、デザイン分野の研究をリードする人材や、デザインの力を活用した取り組みを広げる人材の育成を目的としています。JDPは、2023年10月に「デザインを、一人ひとりの力に。」として事業指針や行動指針を公開しており、今回のプログラムは、そこで2030年までに実行する目標として掲げた「DESIGN INSTITUTE(デザインを探求する)」を構成する事業の1つです。
「デザインを、一人ひとりの力に。」
URL:https://www.jidp.or.jp/ja/about/introduction
「デザイン研究」では、デザインと企業などの経営に関する研究が対象とされています。日本の大学(附属機関を含む)、⼤学共同利⽤機関、高等専門学校を主たる勤務先とする研究者に申請の資格があり、複数名のグループでの申請も可能です。グループ申請の場合には、申請の時点で研究代表者が申請者の資格を有していることが必要となります。
「デザイン振興」の対象分野は、「デザイン×地域づくり・まちおこし」「デザイン×子どもの教育」の2つです。こちらは日本国内に活動拠点を置く団体または個人が申請できます。
提出はE-mailで行い、添付する提出書類は2つのPDFファイルとします。任意で加えられる「申請書以外の説明資料」はA4サイズで2枚までとし、「申請書」と合わせて1つのPDFファイルにまとめます。提出書類の容量の合計は8MB以下とすることが必要です。
審査委員は、⼀橋⼤学⼤学院経営管理研究科の鷲⽥祐⼀教授と、⻑岡造形⼤学造形学部の渡邉誠介教授が担当します。採否の通知は2025年3月上旬頃の予定です。
鷲田祐一氏(一橋大学大学院経営管理研究科教授)
渡邉誠介氏(長岡造形大学造形学部教授)* * * * * * * * * *
本プログラムは、助成を通じてデザイン分野での研究やデザイン振興の活性化を目的としています。“デザインの力” を未来の豊かな社会に結びつける意義深い事業です。審査は「話題性」「独創性」「有用性」「実現性」「将来性」という5つの観点から総合的に行われます。採択後の助成金は、2025年4月に指定の口座に一括して振り込まれる予定です。
日本デザイン振興会(JDP)
URL:https://www.jidp.or.jp/ja/
2024/12/12
申請期間は2025年2月3日(月)の23:59までとなっています。
【目次】
デザイン分野の人材育成を目的としたプログラム
日本デザイン振興会(JDP)は、1969年に設立され、50年以上にわたって日本のデザイン振興活動を展開している組織です。「グッドデザイン賞」の運営でも広く知られています。今回スタートする「デザイン助成プログラム」は、デザイン分野の研究をリードする人材や、デザインの力を活用した取り組みを広げる人材の育成を目的としています。JDPは、2023年10月に「デザインを、一人ひとりの力に。」として事業指針や行動指針を公開しており、今回のプログラムは、そこで2030年までに実行する目標として掲げた「DESIGN INSTITUTE(デザインを探求する)」を構成する事業の1つです。

URL:https://www.jidp.or.jp/ja/about/introduction
対象となるデザイン研究とデザイン振興
本プログラムでは、「デザイン研究」のカテゴリーと「デザイン振興」のカテゴリーで各2件ほどの採択を予定しています。いずれも助成期間は2025年4月1日(火)から2026年3月31日(火)までの1年間で、助成金額は1件につき50万円です。「デザイン研究」では、デザインと企業などの経営に関する研究が対象とされています。日本の大学(附属機関を含む)、⼤学共同利⽤機関、高等専門学校を主たる勤務先とする研究者に申請の資格があり、複数名のグループでの申請も可能です。グループ申請の場合には、申請の時点で研究代表者が申請者の資格を有していることが必要となります。
「デザイン振興」の対象分野は、「デザイン×地域づくり・まちおこし」「デザイン×子どもの教育」の2つです。こちらは日本国内に活動拠点を置く団体または個人が申請できます。
「デザイン助成プログラム」への具体的な申請方法
前述の通りに、申請期間は2025年2月3日(月)の23:59までです。具体的な申請方法として、「申請書」と「在職証明書(「デザイン研究」への申請者)/定款・規約・規程など(「デザイン振興」への申請者のうち団体)」が必要で、さらに任意で「申請書以外の説明資料(任意)」を加えることができます。募集要項、デザイン研究申請書/デザイン振興申請書は、JDPのWebサイトからダウンロードが可能です。
提出はE-mailで行い、添付する提出書類は2つのPDFファイルとします。任意で加えられる「申請書以外の説明資料」はA4サイズで2枚までとし、「申請書」と合わせて1つのPDFファイルにまとめます。提出書類の容量の合計は8MB以下とすることが必要です。
審査委員は、⼀橋⼤学⼤学院経営管理研究科の鷲⽥祐⼀教授と、⻑岡造形⼤学造形学部の渡邉誠介教授が担当します。採否の通知は2025年3月上旬頃の予定です。


本プログラムは、助成を通じてデザイン分野での研究やデザイン振興の活性化を目的としています。“デザインの力” を未来の豊かな社会に結びつける意義深い事業です。審査は「話題性」「独創性」「有用性」「実現性」「将来性」という5つの観点から総合的に行われます。採択後の助成金は、2025年4月に指定の口座に一括して振り込まれる予定です。
日本デザイン振興会(JDP)
URL:https://www.jidp.or.jp/ja/
2024/12/12

編集部おすすめ