◆高石あかり主演朝ドラ「ばけばけ」
朝ドラ第113作目となる本作は、松江の没落士族の娘・小泉セツと外国人の夫・小泉八雲(ラフカディオ・ハーン)をモデルに、西洋化で急速に時代が移り変わっていく明治日本の中で埋もれていった人々を描く。「怪談」を愛し、外国人の夫と共に、何気ない日常の日々を歩んでいく夫婦の物語。主人公・トキを高石、トキの夫・ヘブンをトミー・バストウが演じる。
板垣が演じるのは、雨清水家の三男でトキの2歳下である、雨清水三之丞。兄が家督を継ぐため自身は特に役目がない。家の中に居場所がないため、トキたちの仕事場に入り浸っていたという役どころである。
◆板垣李光人、北川景子から掛けられた言葉とは
Q1.連続テレビ小説「ばけばけ」に出演が決まった際のお気持ちは?
朝ドラは初出演になります。大河がご縁となって今回の「ばけばけ」という作品につながりました。以前ご一緒した方々と、またご一緒できるのがうれしいし、光栄なことなので喜びもありました。朝ドラは大河と並ぶ大きな看板番組でもあるので、そこに役者として関わることができるというのもうれしかったです。緊張とプレッシャーはどの現場にもありますが、まったくの初めての方々と一緒にやるよりは、安心感も違いました。また、朝ドラに初めて出演することで、いろいろな方面から反響がありましたが、とくに最初に伝えた両親が喜んでくれたのが感慨深いです。
Q2.母・タエとの関係性をどのように捉えて演じていますか?
雨清水家は時代に翻弄された家族でした。もし違った時代であれば、もっと違った家族の形になっていたのだろうなと思います。北川さんとお話しした際に「この時代の三男とはいえ、子どもは子どもだから」とおっしゃっていました。時代のなかですれ違ってしまいましたが、やはりお互いがお互いに親子の愛情はあると思います。今後、より環境が大変になっていく中で、三之丞とタエとの間には、昔の状況のままだったら芽生えないような母と子のつながりが生まれていきます。そこには、松野家の家族のつながりとはまた違う魅力があると思います。三之丞は、母のタエから「人に使われるんじゃなくて人を使う仕事に就きなさい」と言われたとき、それをそのまま叶えようとします。苦しい生活のなかでも、母の期待に応えようと、母に喜んでもらおうと、この言葉を自分の中で大切にしていました。決してこの厳しい状況で母からその言葉を口酸っぱく言われていたとは考えられません。なぜならタエも母として、三之丞の気持ちもわかっているからです。お互いに本当の気持ちを知らぬままきっと、来たる雪解けを2人とも待っているのだと思います。
Q3.トキからお金を受け取ったあとの三之丞の気持ちについて、どのように考えてお芝居されましたか。
あの後の気持ちはぐちゃぐちゃでした。当時は大金であるこのお金で、今の状況が変わるかも、母も物乞いなどせずにいられるかもという微かな期待や高揚。自分の身内でもあるトキから施されるという情けなさや、それによって改めて突きつけられる自分の無力さ。そして、そんな自分自身を恨めしく思う気持ち。とにかくドラマで描かれていない部分も、ずっと三之丞は葛藤していたでしょうし、きっとろくに眠れていないのだろうな、と想像していました。正しい使い方を見いだせぬまま、三之丞は咄嗟に母を守るため、そして雨清水家の尊厳を守るためにお金を使うという判断をしたのだと思います。第三者目線で見ると、そのお金の使い方?となるでしょうが、いざ自分が同じ状況に置かれると最も正しいであろう判断というのはできなくなりますよね。
Q4.「ばけばけ」の見どころと視聴者の皆さんへのメッセージをお願いします。
このドラマは派手な出来事が起こるわけではありません。でもそこにリアリティがある。
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