◆上田竜也、中丸雄一とのコラボの可能性は?
会場に集まったファンの前に登場した上田は、背筋を伸ばして座るファンらに向けて「姿勢良すぎない(笑)?」と声を掛けて和ませる。自著を持っての撮影に応じた後、改めて発売を迎えた思いを聞かれると「長かったんでね、本当に。自分が『やりたい』と思ったのは10年前。そこから発売に至るまで長かったので、こうして発売されるとすごく思うことがたくさんあります。長いようで早いようっていうのはこのことだなと思った」と胸の内を語った。
すでに映像化の提案も受けているということを明かされると、「素直にめちゃくちゃ嬉しいんですけれども。もちろんこういった小説を出す以上、そういうことも頭の中で膨らんでいったらいいなと思って発売しているので」とした上で、「この本を実写化で観たいなと思ってくれる人がもうちょっと増えたら」といい「自分の中でもスッといけるのが、まだ早すぎる」とコメント。「そこはちょっと冷静に見極めたいなとは思っています」と続けた。
周囲の反響を問われると「今日、ちょうど『届きました』とジュニアのB&ZAIの菅田琳寧から写真が送られてきました」と報告。さらに「あと中丸(雄一)くんが自分のお金で買ってくれたらしいです。読んでくれたかは定かではありません」と明かすと、会場に笑い声が上がった。
「小説を書こう」と思ったタイミングである10年前について尋ねられると「めちゃくちゃ長くなるけど大丈夫ですか」と前置きし、「10年前、ちょうど田口(淳之介)が抜ける時ですよ」と田口がKAT-TUNを脱退した時期に言及。
また、「“小説家”上田竜也と“漫画家”中丸雄一のコラボが見たい。今後実現する可能性はありますか」という声には「いや、しないでしょ」と苦笑。「どっちがどうじゃなくて、俺が作り出した世界観と中丸くんが作り出した世界観、絶対真反対なんですよ。だからたぶん大喧嘩して殺し合いになると思います」と笑いながら答え、「あいつ、俺の似顔絵描く時いつもガリガリ君ですからね」と会場を盛り上げていた。
◆上田竜也初の小説「この声が届くまで」
同書は、上田が長年にわたり温めていた書き下ろし小説。
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