<舛添辞職「炎上」の要因>舛添氏はショーンKや佐村河内と何が違うのか?

藤本貴之[東洋大学 准教授・博士(学術)/メディア学者]

* * *

東京都知事を辞職した舛添要一氏。一連の問題の深刻さは否定できないものの、一部では、マスコミを中心とした舛添氏への加熱した批判的報道に対する「批判」もある。

6月16日に放送されたBSフジ「プライムニュース」に出演した元東京都知事・石原慎太郎氏は、キャスター・反町理氏の「これは辞任にまで至ることだったのか?」という問いに対し、次のように述べている。

 「(マスコミは)ちょっと弱いものイジメ、はしゃぎすぎだと思う。連日あれだけの報道をするほどの対象ではない」

舛添氏への政治家としての人格や適性の是非、あるいは倫理的責任や法的な責任追及の有無はさておき、今回の舛添騒動がここまで加熱し、「炎上」した要因はどこにあるのか。本稿では、今回の騒動がかように「炎上」してしまった原因について考えてみたい。

【参考】自ら「炎上」へと突き進む?舛添都知事の「理論的な釈明」

政治資金の私的流用や税金を使った豪遊などがそもそもの元凶ではあることは言うまでもない。しかし一方で、上述の「プライムニュース」のように、「この程度の公私混同をやっている政治家は多いのではないか」といった立ち位置や反応は少なくない。つまり、納税者の多くが、

 「(バレてないだけで)みんな同じようなことやってるんでしょ?」

と思っているわけだ。そもそも本来は「ありふれている(であろう)政治問題」であったわけだ。それでも、今回の騒動がここまで激しい非難へと「炎上」した背景にあるのは、舛添氏によって繰り出された数々の釈明や反論の方法にあったように思う。

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2016年6月22日の社会記事

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