<MITでも学費の無駄>堀江貴文は今18歳だったら大学なんかいかないそうです[茂木健一郎]

茂木健一郎[脳科学者]

* * *

先日、竹内薫(サイエンスライター)、堀江貴文、そして炭谷俊樹(神戸情報大学院大学・学長)というメンバーで、大学について話した。面白かった。その中で、堀江さんが、大学は要らない、という徹した態度をとっていて、ぼくもまあ、そうなのかな、と思った。

参加者の一人が、東大理三に今年の春に入ったのだけれども秋から休学してMITに行く、という人で、彼を司会者が「夢のような経歴」と言った瞬間に、私などはどっちらけだったんだけど、堀江はさらにひどくて、「MIT行く意味なんじゃないの」と言った。

 「MITの学費いくらなの?」
 「700万です」
 「700万も出す価値、ないんじゃないの? 君は何やりたいの?」
 「***です。」
 「じゃあ、自分で勝手に文献読んで、計算して、必要だったら、どっかで実験すればいいじゃん。MITに行く意味、ないんじゃないかな。」

議論の背景はこうだ。日本の大学の国際評価が低下、ということが周知されるようになってきて、今度はハーバードやMITが、日本人の中で「ブランド」になってきた。だから、件の司会者のように、「理三からMIT」というのをドリーム経歴とか言う(考えの足りない)人もいる。意味なしではないか。

【参考】学校の「一斉授業」は人生の貴重な時間の無駄?

堀江が言うように、「実質」で考えたら、今は大学は国の内外を問わず、一種のvanity businessである、という側面は否めないだろう。実質何をしたいか、というよりも、授業単位をパッケージで、高価なtuition(授業)で売る、という感じ。
編集部おすすめ

当時の記事を読む

堀江貴文のプロフィールを見る
メディアゴンの記事をもっと見る

トピックス

今日の主要ニュース 国内の主要ニュース 海外の主要ニュース 芸能の主要ニュース スポーツの主要ニュース トレンドの主要ニュース おもしろの主要ニュース コラムの主要ニュース 特集・インタビューの主要ニュース

もっと読む

「堀江貴文」に関する記事

「堀江貴文」に関する記事をもっと見る

次に読みたい「堀江貴文」の記事

次に読みたい「堀江貴文」の記事をもっと見る

社会ニュースランキング

社会ランキングをもっと見る
お買いものリンク