* * *
12月19日朝、車を運転しながらTBSラジオ『森本毅郎・スタンバイ』を聴いていたところ、森本さんとコメンテイターである伊藤洋一さん(住信基礎研究所主席研究員)がなにやら興奮気味に怒っていました。
その場面とは、「ニュースズームアップ」というコーナー。「お怒り」になったネタの概要を番組HPから以下に引用します。
「東京女子医大 『中央ICU」』を閉鎖へ」東京女子医大病院で、鎮静剤の「プロポフォール」を投与された後、子ども12人が死亡した問題で、外部の評価委員会はこのうち5人について「投与が死因に影響した可能性を否定できない」とする報告書をまとめました。これを受けて、病院は十分な医療体制が整っていなかったとして、集中治療室をことしいっぱいで閉鎖することを決めました。(番組ホームページより)
このうち2才のお子さんが亡くなった事例について、筆者は以前メディアゴンに「<テレビ朝日「モーニングバード」東京女子医大会見>司会者やコメンテイターの「理解不足」に起因する発言の問題」と題して寄稿したことがありますので、大変興味深く聴きました。
森本、伊藤のお二方が東京女子医大病院に対して「お怒り」になっていたのは概ね以下の点でした。
1. 禁止薬を使用するのはおかしい(禁止薬であることを知らなかったとはどういうことか)
2. ICU(集中治療室)を閉鎖するというが、ICUのない病院なんて病院の体を為さない