※イメージ画像:『サイパン発、中野経由、未来行き 中川翔子 ギザ10』講談社

 28日深夜に放送された『今夜くらべてみました』(日本テレビ系)に、タレントの中川翔子(28)が出演。かねてより雑誌のインタビューなどで「好きな男性のタイプ」と聞かれると、“怪我をしている人”や“メガネをかけた敬語男子”“筋肉質な人”と独特なイメージを語っていたが、自身の恋愛観について告白した。

 この日、中川は、女優の福田沙紀(23)とアクション女優の武田梨奈(22)らとともに「ちょいズレ女」の一員として番組に登場。世間とは少しズレた感覚を持っているとして、プライベートなどについて赤裸々に語った。

 番組中、恋愛に話が及ぶと中川は、「メールを1文字ずつ送ってしまう」と、ちょいズレどころではない衝撃の行動を暴露。「あまり人を好きになることがないから」好きになったら「脳細胞に1mmでも多く(自分の存在を)食い込ませたい」というのだ。

 さらに、気づいたら「メールを400通」も送っていることがあり、それが原因で相手に引かれてしまったという。中川は、「“会う”と言えないからメールで」と理由を語ったが、それにしても400通は半端な数字ではない。

メールの内容は「好き」を連打したり、その「好き」の理由を自分なりに分析したりしたもので、中川らしいといえばそれまでだが、よほど理解のある男性でなければ、彼女のそんな行為を受け止めることはできないだろう。

 また、妄想好きとしても知られる中川は、プライベートではエア妊娠・エア出産・エア育児の真っ只中のようで、現在4人目を妊娠していると告白する。もちろん勝手な妄想だが、それだけ彼女が恋愛に憧れを抱いている証拠ともいえるだろう。普段から「母としか喋っていない」と言い、大好きな猫を10匹も飼っている中川にも、心の中にはいつか出会うと信じる男性がいるに違いない。

 とはいえ、そんな中川も28歳の立派な大人の女性。いつまでも妄想ばかりでは、恋をすることさえ困難だ。

さらに番組の中で彼女は「穴の開いた下着」を捨てられず、収録時には「トイストーリーのウッディの絵が描いてあるパンツ」をはいていると自ら暴露。しかもウッディの顔がかすれるほどはき古したものだというから驚きだ。こうしたことについて、中川自身は「女子力がない」と自覚していると言っていたが、女子力以前の問題であることは言うまでもない。

 次々と“ちょいズレ”どころではない恋愛観を披露した中川。それもすべてサブカルアイドル、オタクアイドルの先駆者といえる中川らしいといえば中川らしい。しかし当の本人は、エア妊娠するほど恋愛に貪欲な様子。

冒頭で記したように彼女の理想のタイプは支離滅裂だが、恋をすればまっしぐらだということはよくわかる。中川翔子にぴったりの男性は想像するのも難しいが、ステキな恋をして、その純粋さで見事相手のハートを射止めてほしいものだ。
(文=峯尾/http://mineoneo.exblog.jp/)
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