ナインティナインの矢部浩之とマツコ・デラックスがMCを務め、毎回“アウト”なゲストとトークを繰り広げる『アウト×デラックス』(フジテレビ系)。
オーディションは、同番組への出演経験がある脚本家のジェームス三木と歌舞伎役者の市川左團次、さらに“アウト軍団”の一員でもある坂上忍の3人が審査員となって行われた。「自分で『くの字立ち』を考案した」「やっほーの最上級である“やっほい”担当です」などと個性的な女性が登場する中、8名の中から選ばれたのは、グラビアアイドルの小間千代。
小間は、「自分が一番色っぽいと思う座り方をして」とミッションを与えられた際に、一度椅子に座って何度も足を組み替えるなど、謎の行動を繰り返した。さらに、緊張しているか聞かれて「カチコチです」と正直に答えた小間。坂上から「僕ら、カチコチが大好きなんだよね」と喜ばれ、ジェームスの要求で坂上とラブシーンを即興で演じることになった際にも「いい感じに恥ずかしがっていた」と好評を得ていた。
同番組でSM好きを明かしたこともある左團次は、プロフィールに「ドMです」と書かれていた時点で彼女に決めていたというが、結局満場一致で小間に決定。坂上が「いい意味で素人っぽい」と評した小間は実際にスタジオでバーカウンターに座る姿を初披露したが、ぎこちない座り方に坂上は「こういうところがいいわけ」とまたも大喜び。左團次も「大したもんです」と絶賛していた。
これを受けて、ネット上では「めっちゃかわいい!」「来週から楽しみ」という歓喜の声のほか、「『笑ってはいけない』の子だったのか」「ガキ使に出てた子だ!」と驚きの声が上がっている。
「昨年の大晦日に放送された『ダウンタウンのガキの使いやあらへんで!! 大晦日年越しSP』(日本テレビ系)の『絶対に笑ってはいけない地球防衛軍24時!』で、月亭方正(旧芸名:山崎邦正)の後ろに映っていた女子高生役のエキストラが『かわいすぎる』と盛り上がりましたよね。当時も名前が上がっていましたが、あれが小間です。
まだ22歳でデビュー間もない小間は、「週刊ヤングジャンプ」(集英社)などでグラビアを飾っている。『アウト×デラックス』で一気に知名度を上げて今後の活躍につなげていきそうだ。
「たとえ深夜帯のアシスタント的な役割であっても、大きなチャンスであることには間違いありませんからね。
すでに小間のもとには多くの反響が寄せられているようで、Twitterで「皆さん本当に涙が止まらないですよ」「もう、本当に本当に幸せ者です」と感謝を表している。大御所からの支持も得て、今後、芸能界で活躍を続けそうな小間。しかし、いつまでも持ち味である素人っぽさはなくしてほしくないものだが…。
(文=津本ひろとし)