中学生アイドルの小関舞(12)が8日、誹謗中傷が原因で所属事務所を辞めることになったと報告した。驚くことに中傷していたのは「同じ事務所の一番仲良くしていた人」だったといい、なぜか相手は事務所に残り、小関が退社することになったという。

 先日中学校に入学したばかりの彼女は、西武ライオンズや読売ジャイアンツで活躍した元プロ野球選手・小関竜也(現・巨人二軍コーチ)の長女。小関は自身のブログで「タンバリンアーティスツをやめる事になりました」と報告し、「今年のお正月からマイのブログに中傷コメントが多数きました。同じ事務所の一番仲良くしてた人とIPが一致しました。すごくショックでした」と衝撃の告白をした。

 この事実が明るみになってから「マイの親と事務所とで話し合ったり、相手の親とマイの親が話し合いした」というが、「結果的にマイがやめる事になり相手は残ることになりました」という選択になったという。小関は「相手から謝ってももらえてないし、何で何にも悪いことしてないマイがやめなきゃいけないの?って何度も思いました」と不満があったことを隠さなかったが、退社を決めた両親に対して「でも、マイの親がマイを守りたいからって、マイのこと一番に考えてくれた中の決断なので今は納得してます」と思いを綴っている。

 将来は女優になりたいと公言していた小関は「女優になる夢は諦めたわけではありません!」と芸能活動の継続を宣言。「今後のことは未定ですが、マイは頑張ります!!そして、このブログも続けます!」と強い決意を綴っている。

 ジュニア系モデルを中心に手掛ける同事務所は、小関と同じく10代のタレントが多く所属している。その中で小関と一番仲の良かったタレントが“犯人”として浮上し、なおかつ被害者である自分が辞めることになったのは、まだ幼い彼女にとって大きすぎるショックだろう。

 だが、このようなアイドル同士の中傷攻撃は今回に限った話ではないようだ。

「今回は問題の少女が仲のいいフリをして小関のブログにコメントを残し、それと匿名の中傷コメントのIPアドレスが一致したために簡単にバレてしまったようです。

しかし、IPを変えて中傷コメントをしたり、匿名掲示板で悪口を吹聴しているようなケースは他の事務所でも多々あります。アイドル同士、しかも10代の少女となるとライバルへの嫉妬心が抑制できず、ビックリするほど陰湿な“匿名イジメ”をしている場合がありますよ。また、事務所のマネジャーやスタッフが、ライバル事務所のアイドルやケンカ別れで退社したタレントを中傷するため、せっせと匿名掲示板に『枕営業をしてる』『性格が悪い』などと悪口を書き込んでいることもあります。弱小グループや地下アイドルの場合、ネットの評判は人気を大きく左右することがありますから、これは一部で“当たり前の戦略”になっていますね」(芸能関係者)

 女の子同士の関係は表面的には仲がよさそうでも難しいものだが、こういった陰湿なイジメは、あの国民的グループにも当然ながら存在するという。

「姉妹グループに“左遷”させられながらもグループトップの人気に返り咲いたSが、元メンバーのKにイジメられていたという話は業界で有名。Sが化粧をしている最中に『化粧して意味あるの?』と嫌味っぽく言ったり、直球で『ブス、うぜーから帰れ』などと言い放ったこともあったといいます。

このエピソードの出どころは、イジメられてたというS本人なんですよ。各現場のスタッフに事あるごとに言いふらし、その結果として業界中に広がった。いわば仕返しをしたようなものですが、業界人なら知らない者はいないほど広まったことでKの評判はガタ落ち。本人に反抗するよりも安全でネットの中傷よりも効果的な見事すぎる反撃です」(前同)

 小関の件に関しても、彼女が「同じ事務所の一番仲良くしていた人」と綴ったことから一部ネットユーザーの間で過去のブログの記述を基に犯人を特定する動きが進んでおり、本人の意思にかかわらず仕返しになってしまう可能性がある。親友が誹謗中傷していたという事実の恐ろしさは当然だが、本人を差し置いて周囲が暴走するのもネットの怖さの一面といえるだろう。

 イジメ、足の引っ張り合い、そして仕返し…年端もいかないうちから否応なしに芸能界のドロドロを味わってしまう少女たちが、清い心を忘れずに夢をつかめることを願うばかりだ。


(文=佐藤勇馬/Yellow Tear Drops)