
4月23日から始まったダウンタウンの新番組『水曜日のダウンタウン』(TBS系)。初回の放送では、いきなりスタジオに乱入したビートたけし(67)が話題になり、「ダウンタウンと23年ぶりの共演」とネットニュースなどでも報じられたが、平均視聴率は7.0%(関東地区、ビデオリサーチ調べ)と2桁に届かず、お世辞にも好発進とはいえなかった同番組。しかし、確かに視聴率的には満足のいくものではなかったかもしれないが、それでもこの番組にかける吉本興業の気合は相当のものに違いないと、ある関係者が語ってくれた。
「まだ放送が始まって間もないですからね。今後の展開についてどうこう言う時期ではないでしょう。ただ、吉本サイドがこの番組に強い思いを持っているのは明らかですよね。何せ初回にはロンドンブーツ1号2号の田村淳さん(40)をゲストに呼び、2回目には千原ジュニアさん(40)を冒頭のわずか10分程度に出演させていますよね。いわば2人とも、それぞれに番組を持っている吉本のエースですから。これだけの出演というのは、この番組だからこそ、ダウンタウンさんの番組だからこそ実現したといえるでしょう。それにこうした人選は局サイドからできるものではありませんからね。吉本がダウンタウンさんの新番組を始めるにあたって、淳さんやジュニアさんの名前を推したのだと思います。それだけ吉本もこの番組には力を入れている証拠でしょう」(バラエティ放送作家)