※イメージ画像:『Mac Fan 2014年6月号』マイナビ

 女優の長澤まさみ(27)が、かねてから交際していた俳優・伊勢谷友介(38)とついに完全破局したと発売中の「週刊文春」(文藝春秋)が伝えている。長澤が「彼を信じられなくなった」と親しい知人に漏らしたといい、破局原因となったのは以前からウワサされていた伊勢谷の「悪癖」だという。

だが、二人は以前も破局を報じられていながら5月にレストランでデートする姿が目撃され、継続愛が確認されていた。人もうらやむ美男美女カップルの交際の真相はー。

 二人はドラマ共演をきっかけに2012年秋頃から交際をスタート。仲むつまじくデートする様子や半同棲状態であることが相次いで報じられ、長澤の親や事務所も公認の交際ということで結婚秒読みと騒がれた。だが、昨年春に同誌で伊勢谷の「DV疑惑」が書き立てられたことで雲行きが怪しくなった。元恋人だという女性タレントや元モデルが伊勢谷の凶悪な暴力癖を告発し、彼が数百万円の慰謝料を支払う事態に発展したことなどが明かされたのだ。

 また、サバイバルゲームが趣味の伊勢谷が、逃げ惑う恋人を的に見立てて部屋の中でエアガンを乱射したこともあったとされている。伊勢谷といえば、モデル出身でスタイル抜群かつ容姿端麗。留学経験があって英語も堪能で、本職の演技だけでなく映画監督としての才能もあり、 社会活動を目的とした企業の代表という実業家の顔もある。 非の打ちどころのない“完璧超人”で日ごろは「世界平和」「戦争反対」を口にしている伊勢谷のウラの顔に衝撃を受けたファンも多かった。さらに、伊勢谷がサバイバルゲーム店で「いいっすねえ」などと言いながらバズーカ砲やロケットランチャーを物色している姿が目撃され、「まさみちゃんがバズーカで撃たれる!」と一部ファンが心配する事態も起きた。

 これをきっかけに周囲が交際に猛反対し、今年2月に破局危機を迎えた二人。

だが、長澤は「彼はそんな人じゃない」と聞く耳を持たず、余計に意固地になって結婚まで意識するようになり、それが前述の継続愛につながった。だがつい先ごろ、長澤が彼を信用できなくなるような出来事があったという。

 記事によると、5月29日生まれの伊勢谷と6月3日生まれの長澤は先日、互いの誕生日をデートして祝った。その最中に長澤が「今後、私たちどうするの?」と聞いたところ、伊勢谷は「今は仕事が忙しい」と言葉を濁した。長澤が甘えながらしつこく聞くと、普段は温厚で冷静な伊勢谷が「うるせえ!」と急に激高し、物を投げつけてきたという。

 それ以外にも恐怖を感じるような出来事があったらしく、長澤は伊勢谷の「サディスト」「DV男」といった週刊誌報道が事実であると確信。

6月某実に知人女性に「彼とは本当に別れた」「まさかあんな人だとは思わなかった」などとこぼし、傷心状態になっているという。

 長澤といえば、今月23日に画像共有サービス「Instagram」に両手両足を広げて停車中のタクシーの前に立ちはだかっている女性の写真を投稿する“奇行”で話題になった。この女性は親友の鈴木杏だったのではないかといわれ、程なく写真は削除されたが、かなり弾けて友人と遊んでいるようだ。また同5日には、7月9日にスタートする出演ドラマをアピールする際に「人生はいろいろだけど、すべては間違いではなく必然」などと意味深な発言をしていた。

 謎の弾けっぷりや意味深発言のウラには、伊勢谷との破局という人生の一大事があったということなのだろうか。

「5月に継続愛が報じられた時も、決して二人は交際順調ではなかった。

周囲の反対もあって長澤の気持ちが揺らぎ、それでも無理に彼を信じて付き合い続けている状態でした。そんな中で伊勢谷が本性をあらわし、ついに長澤が別れを決断するに至った。やっと長澤の目が覚めたと周囲の知人や事務所も安堵しているようです。しかし情が移ったのかまだ未練があるらしく、最近は飲みに出ても荒れたり異常にハイテンションになることが多い。話題になった写真も、その弾けっぷりの一端でしょう。DV報道が事実とすれば、ターゲットにされる前に完全に別れたのは運が良かったともいえますから、このまま吹っ切ることができればいいのですが…」(芸能関係者)

 長澤は「悪いオトコに引かれるクセ」があるといわれ、関東連合との関係がウワサされる広末涼子の元夫やDV疑惑のあるジャニーズタレントとの交際が過去に報じられたこともあった。

広末の元夫との交際では、関東連合メンバーに借金していた相手がカネを無心してきたことをきっかけに破局したとされる。今回も重大なDV被害を受ける寸前であり、身を持って危険を感じなければ相手のウラの顔を察知できない長澤の鈍さが男運のなさにつながっているようだ。仕事においても伊勢谷との交際はマイナスに働いており、2011年公開の映画『モテキ』でのセクシー路線解禁を境に再ブレイクしながら、交際発覚後は再び人気が下降している。

 公私ともに態勢を立て直すためにも、伊勢谷とはしっかり別れて男を見る目を養った方がよさそうだ。
(文=佐藤勇馬/Yellow Tear Drops)