先日、代表作のドラマ『ナースのお仕事』(フジテレビ系)が10月31日・11月1日の2夜連続スペシャルで復活することが発表された女優の観月ありさ(37)。先輩ナース役の松下由樹(46)との名物コンビ再結成にファンは大喜びしており、観月にとって久々の大きな話題になっている。



 プライベートでは今年4月に熱愛が報じられた実業家の青山光司氏(42)と結婚間近といわれ、まさに公私共に充実してきたといえそうな状態。だが、その一方で青山氏との交際をきっかけに、心配な情報も流れ始めている。

 その一つとして報じられたのが「勘違いセレブ化」。東京スポーツによると、観月は8月に開催されたレディー・ガガのライブに青山氏と二人で行ったが、開演直前に人垣をドカドカとかき分けて関係者席の最前列に進んでいったという。互いに腰に手を回して二人だけの世界に入り、自分たちが押しのけた周囲の人たちに「すいません」の気遣いもなし。さらには最前列でイチャついたり大声を上げたりと、目に余るマナーの悪さで大ヒンシュクを買ったという。


 青山氏といえば、年商150億円ともいわれる建築資材メーカーの社長でフェラーリなどの高級車を乗り回すセレブとして有名。だが、そのあまりの金満ぶりが批判を招くこともあり、あまりよくないウワサもチラホラ。昨年には、2011年に結婚した上原さくら(37)との泥沼離婚で世間を騒がせたことも記憶に新しい。

 この離婚劇は、精神的に追い込まれた上原が自殺未遂を図ったり、「完全犯罪で夫を殺したい」などと青山氏に対する殺害計画ともいえる上原の肉声テープの存在が暴露され、その一方で青山氏のDV疑惑が報じられるなど、荒れに荒れた。だが、離婚調停中に上原が知人男性とラブホテルに入る姿を週刊誌にスクープされ、それが決定打となって慰謝料ゼロで離婚が成立。青山氏に関する疑惑も、大半のメディアは「上原の狂言」という見方で落ち着いているようだ。


 だが、これについては疑問の余地があるという。

「青山氏はマスコミを使うのが非常に上手く、上原の『殺したい』発言や彼女の異常な素行をメディアに流したといわれている。また、上原と知人男性のラブホ密会も青山氏からのリークだと一部で伝えられている。それだけでなく、過去には青山氏が交際していたセクシーグループ元メンバーの"モロ出しベッド写真"が流出していますが、そのリーク元も青山氏だったとのウワサがある。『セレブ社長』のイメージもマスコミを使って築き上げたものですし、メディア操作に長けた人物であることは間違いない。ですから、上原との離婚劇の記事も青山氏に有利な内容になっている可能性はある」(週刊誌記者)

 これだけなら観月には関係ない話といえるが、そうとはいえない部分があるようだ。


「観月と青山氏の交際発覚後、写真誌などに海外旅行中の二人のラブラブツーショットが掲載されましたが、肩と腰を抱いて歩いている写真や頬を寄せ合っている正面からのカットなど、ヤラセと思えるほどの出来すぎな写真ばかりだった。少なくとも、二人がどこに出没するか押さえておかなければ撮影は無理。その情報をリークしたのは、やはり青山氏だったとささやかれています」(前同)

 複数のメディアで「年内結婚」などと報じられた二人だが、観月は結婚願望がないとされ、親友のタレント・はるな愛も「(結婚は)ないって言ってた」と証言している。これも青山氏がマスコミを使って外堀を埋めて、観月に結婚を承諾させようとしているのではないかといわれている。なぜ青山氏が結婚にこだわっているのかは謎だが、どうやらキナ臭い雰囲気が漂っているようだ。

 また、肝心の『ナースのお仕事』復活についても好意的な意見ばかりではないようである。


「フジテレビは過去の名作の新シリーズを放送する『焼き直し路線』が定着し、木村拓哉主演の『HERO』は高視聴率を記録した。しかし、それはレアケースでしかなく、昨年10年ぶりに連ドラで復活した『ショムニ2013』は振るわず大失敗。『ナースのお仕事』も、その二の舞になるのではないかという危惧がある」(芸能関係者)

 冒頭で公私共に充実...と書いたが、どちらも決して楽観はできない危うい状態のようだ。ドラマの失敗であれば巻き返しも可能だが、結婚の失敗は相手が相手だけに取り返しがつかない致命傷になることもありうる。周囲が見えないほどのラブラブ状態で楽しい時期だろうが、その決断は慎重にしてもらいたいと他人事ながら心配になってしまうところだ。
(文=佐藤勇馬/Yellow Tear Drops)