人気アイドル・橋本環奈(16)の二度目の「奇跡の1枚」がネット上で話題になっている。

 橋本といえば、一昨年にファンによって撮影されたイベント出演時の写真が「奇跡の1枚」として巨大掲示板やSNSで拡散。

非の打ちどころのない可愛らしさで「1000年に一人の逸材」「天使すぎるアイドル」などと注目され、ローカルアイドルから一躍全国区の人気者になった。

 その衝撃の一枚と同じくらいの可愛らしさだとして、ここ最近ネット上で再び話題になっているのがモコモコのフードをかぶって笑顔を見せている写真。「二度目の奇跡の一枚」として絶賛され、ネットユーザーからは以下のような声が上がっている。

「ただただ可愛い、すげーな」
「天使というより女神」
「この可愛さには誰も勝てない」
「いつも可愛いから、むしろブサイクに写ってる方が奇跡」
「あざとすぎる写真だと思うけど顔が緩んでしまう」

 ここ最近は「劣化してきた」「太った」などといった声もチラホラあった橋本だが、それを再度の「奇跡の1枚」で一蹴した格好といえる。

 だが実はこの写真、最近撮影されたわけではない。元々は昨年3月に発売された「週刊ヤングジャンプ」(集英社)に掲載されたグラビアであり、同誌で連載されている人気ギャグ漫画『干物妹!うまるちゃん』とのコラボ企画として主人公・うまるのコスプレをしたものだ。
それがなぜか最近になって「奇跡の1枚」として再び拡散されているようである。

 となると「劣化説」を打ち消したとはいえない。実際、7月上旬に出演したバラエティー番組『セブンエイジ』(日本テレビ系)のキャプチャ画像に対して「この橋本環奈ぶっさw」「劣化がヤバイ」「16歳なのにほうれい線が目立ちすぎ」などといった批判も巻き起こっている。

 しかし、そういった悪評もゴマかしのきかない「映像」によって払拭された。

 先日、橋本が出演する日清「カップヌードル」の新CMが公開。カップヌードルを一口すすった橋本が、アニメの魔法少女のような「美少女ラーメン戦士」に変身するという内容だ。
続けて大物俳優の梅宮辰夫(77)もカップヌードルを食べて、同じように変身してしまうというオチがある。

 同CMはYouTubeでも公開され、3日間で25万回以上の再生数を記録するなど大きな反響を呼んでいる。このCMの橋本に対して、ネット上では「超絶可愛い」「リアル魔法少女」「このコスプレが無理なくできるのは環奈ちゃんくらい」などと絶賛されている状況だ。

「写真の場合は修整ができますし、瞬間的に本人のポテンシャル以上に可愛く見えることもある。しかし、橋本は修整のきかない『動いている場面』の評価が非常に高いのですからホンモノです。また、二度目の『奇跡の1枚』といわれたグラビアや話題のCM動画はアニメ・マンガ系のコスプレですが、二次元キャラになりきるのも違和感がない。
オタク系の人々は三次元に対する目が厳しく、某国民的アイドルグループのメンバーがアニメキャラのコスプレをして炎上したことなどもありましたが、橋本に関しては今のところ絶賛しかない状態です」(アイドルライター)

 再度の「奇跡の1枚」と魔法少女CMによって劣化説を完全に消し去ってしまった橋本。芸能界の移り変わりは早いが、まだまだ彼女は「天使」として健在のようだ。
(文=佐藤勇馬/Yellow Tear Drops)