元フジテレビでフリーの高島彩アナ(36)が13日、俳優・阿部寛(51)主演の高視聴率ドラマ『下町ロケット』(TBS系)の第9話に女優として出演した。

 同回は15分拡大版で放送され、高島アナは物語終盤のカギをにぎるフリージャーナリスト・咲間として局アナ時代とイメージがガラッと変わったパンツスーツ姿で登場。ストーリーは医療分野の要素を含んだ「ガウディ計画編」に突入しており、元新聞記者で医療事件を専門に扱う咲間が佃製作所に現れるという展開だった。

 第9話の平均視聴率は18.2%(関東地区、ビデオリサーチ調べ)を記録。今年の民放連ドラ最高の20.4%(同)をマークした第8話には及ばなかったものの、来週の最終回に向けて依然として高視聴率をキープ。連ドラ初出演となった高島アナの評判もよく、ネット上では以下のような意見が数多く上がっている。

アヤパン、めちゃくちゃ可愛いじゃないか」
「美人な女優さんだなーと思ったらアヤパンだった、演技うまい」
「いい声、いい演技。最近のインチキ女子アナとは歴然の差」
「セリフが聞き取りやすくて女優に向いてると思う」
「アヤパンが美人すぎてドラマに集中できんかった...」

 当初は畑違いの女優業ということで演技力が不安視されていたが、まったくの杞憂。それどころか、年齢を重ねても衰えない美貌と明瞭なセリフで本職の女優と比べても遜色ない魅力を放っていたようだ。

 高島アナといえばフジテレビ時代は「アヤパン」の愛称で親しまれ、オリコンの「好きな女性アナウンサーランキング」で5年連続1位となって殿堂入り。現在のフジの大看板である「カトパン」こと加藤綾子アナの人気も絶大だが、それ以上の圧倒的な支持を集めていた。2010年末にフジを退社し、その翌年に人気デュオ・ゆずの北川悠仁(38)と結婚。昨年2月には第一子となる長女を出産し、ママタレとしても注目を浴びる存在だ。

 しかし、昨今はフリー女子アナの競争が激化していることもあって高島アナといえども退社後は順風満帆とはいかず。古巣に復帰するも司会を担当した『全力教室』『世界行ってみたらホントはこんなトコだった!?』(共にフジテレビ系)が低視聴率で相次いで終了。自慢の司会の腕を存分に振るえる状況ではなくなっている。

「高島アナの好感度は依然として高く、番組終了はフジテレビの不調が原因。フリー転向当初は古巣に義理立てしてフジテレビ系の番組に限定して出演していましたが、いまやフジは『やること全てウラ目』といわれる状況。完全にアヤパンの無駄遣いにしかならず、フリーとしての力量が試される大事な時期にケチがついた。しかし、高島アナは今年10月に『徹子の部屋』(テレビ朝日系)でフジ以外の民放地上波に初登場。今回の連ドラ初挑戦でTBS進出を果たし、今後はフジに限定せずに活躍していくつもりのようです」(芸能関係者)

 どうやら何をやってもダメなフジに一定の見切りをつけた様子だ。

 いまやフリー女子アナは死屍累々の状況であり、高島アナが『徹子の部屋』にゲスト出演した同日に裏番組の『バイキング』(フジテレビ系)では有賀さつき(50)や近藤サト(47)、阿部知代(52)、大坪千夏(49)らフジテレビ黄金期の女子アナたちが当時の思い出を語り合う企画を放送していた。高島アナが順風満帆でないといっても、十把ひとからげで出演していた先輩アナたちに比べれば扱いが断然上。数少ないフリー女子アナの勝ち組といっていいだろう。

 だが、そんな高島アナにも不安の種がある。長女が1歳になって育児に自信がついてきたのか最近は雑誌やイベントなどで子育て論を披露することが多くなり、それが主婦層の反感を買っているというのだ。

 高島アナは今月8日、絵本『くまのがっこう』読み聞かせイベントに出席した際に子育てのルールとして「陽気でいること、大きい声で怒らないこと」と発言。続けて「子どもに『それやっていいんだっけ?』って(落ち着いて)聞くと、ちゃんと考えてくれる」などと語った。

 これに主婦層のネットユーザーたちが「理想論にしか思えない」「高いシッターに預けて働いてる人に言われても...」「子育て2年目くらいで何が分かるの?」などと猛反発。セレブ的な上から目線の発言としてバッシングに見舞われた。

「大テレビ局の元看板女子アナで夫が人気ミュージシャンという境遇に基づいて子育てを語っても、一般主婦の感覚とは大きな開きがある。あまり正直に話してしまうと反感を買うだけですから、ママタレとして支持を得たいなら庶民の目線を身に着けることが急務といえます」(女性誌ライター)

 逆に言えばママタレとして主婦人気を獲得すれば鉄壁。局アナ時代から定評のあった司会技術と意外な演技力に加わる大きな武器になる。フリー転身や結婚・出産をきっかけにフェイドアウトしてしまう女子アナが多いが、どうやら高島アナは今後も幅広い分野で我々を楽しませてくれそうだ。
(文=佐藤勇馬/Yellow Tear Drops)