2015年の『ミス・ユニバース世界大会』の日本代表に選ばれた宮本エリアナ(21)が、21日放送の『ダウンタウンDX』(日本テレビ系)に出演。アフリカ系アメリカ人の父と日本人の母を持つ宮本が、共演したハーフタレントに厳しい言葉を浴びせて話題になっている。
冒頭の企画「生で言っちゃう!? 乱闘必至 マジクレーム バトルロワイヤル!」で、宮本はいきなり先制パンチを繰り出した。標的になったのは、父がウクライナ人で母が日本人のモデル・滝沢カレン(23)と、ロシア人とポーランド人のハーフである父と日本人の母を持つ藤田ニコル(18)だ。
「アナタたちのせいでハーフがバカだと思われている」と口火を切った宮本。普段から敬語で話すことを心がけているという宮本は、初対面の人に「きちんとした敬語が使えるんだ!?」と驚かれるとのこと。そういった場面では、決まって「ハーフなのに...」という言葉がつくという。そんなハーフのイメージを作り上げたのは、バラエティ番組でのトークで不思議な日本語を使う滝沢や、"おバカキャラ"でブレイクした藤田だというのだ。
これに対して滝沢は、「私はなんてことなく、これで"いきがって"きた」と、相変わらず不可解な言い間違いをしながら反論。どうやら「私はなんの問題もなく、これで生きてきた」と言いたかったようだが、そんな解釈をする前に宮本は「日本語がなってない!」「ちょっとオカシイんじゃないの?」とバッサリ。続けて、「でもさっき楽屋では普通に話していましたよね?」とイジワルな発言で追い込み、滝沢を黙らせた。
このやり取りを見た藤田は「楽しければいいんじゃないの?」と、仲裁するかのように割って入ったのだが...。宮本は「意味がわかんない!」と、これまた厳しい言葉を浴びせて一蹴し、またしても藤田を黙らせるのだった。
そんな彼女たちと同じハーフタレントでモデルのMALIA.(33)は、「世代の違いかもしれない」とコメント。
「宮本さんは『ミス・ユニバース世界大会』の日本代表に決まった際、ネット上を中心に心ないバッシングを浴びたことがあります。ルックス的に日本人離れしていることから、『なぜ彼女が日本代表なんだ!?』という声が相次いだのです。
ハーフ系のタレントの中には、歯に衣着せぬ物言いで注目を集める人もいるが、宮本の発言はハーフのイメージそのものを向上させることになるのかもしれない。1年に及んだミス・ユニバース日本代表としての活動を3月に終え、最近では『有吉反省会』(日本テレビ系)や『7つの海を楽しもう!世界さまぁ~リゾート』(TBS系)などに出演した宮本。ハーフタレント界をさらに盛り上げる活躍を期待したいところだ。
(文=kamei)