2014年に『全日本国民的美少女コンテスト』でグランプリを受賞し、芸能界デビューした高橋ひかる。「天使すぎる」と言われる彼女が、CMで新たな魅力を発揮していると話題だ。



 スマホ用ゲームアプリ『クラッシュフィーバー』の新CMに出演した高橋。実写版とCG版が制作された同CMで、彼女が出演するのは実写版の「期待感篇」。この中でも「帰り道篇」と「渡り廊下篇」の2パターンあり、いずれも設定は学園生活で、高橋は制服姿も眩しい女子学生を演じている。

 「帰り道篇」は、高橋が男子生徒に走り寄るシーンからスタートする。急にやって来た高橋にドギマギする男子の心を揺さぶるように、彼女は「宿題教えてくんない?」とさらに体を近づける。つぶらな瞳で懇願された男子は「あんまり近づくと勘違いするぞ」と突き放すが、高橋は「勘違いじゃないよ」と意味深に呟く。
そんな高橋に男子がイチコロになるという内容だ。

 「渡り廊下篇」も、高橋が男子生徒の淡い恋心を翻弄する演出になっている。この高橋の小悪魔チックな姿に、ネット上で「これは反則!」「こんなこと言われたら一発で落ちてしまう」「ワルい子だな~。でもメチャクチャ可愛い」と刺激を受けた人が多いようだ。

「"国民的美少女"という肩書きを持つ高橋さんは、すでに多くのCMに起用されています。その中で演じているキャラクターのほとんどは、幅広い年齢層に親しまれる"優等生的な美少女"をイメージさせるもの。
しかし、今回のCMはちょっと路線が異なり、男性目線を意識しているようですね。

 彼女の所属するオスカーといえば美女集団として知られますが、在籍タレントには目鼻立ちがハッキリしたタイプが多い。しかし高橋さんは純日本人系のあっさりした顔立ちで、つい守ってあげたくなるような可愛らしさがある。今回のCMでも下がり眉の困り顔が印象的ですが、この表情もまた愛らしさをアップさせている。"気づいたらいつも見ていたクラスの女子"といった感じでしょうか。そんなイメージが、CMにも存分に生かされているようです」(芸能ライター)

 高橋の魅力は、CMのみならず、映画でも発揮されている。
銀幕デビュー作となった『人生の約束』(1月公開)で、辛い過去を背負ったヒロインを演じた彼女には、「無口な美少女といったキャラだったけど魅入ってしまった」「堂々として存在感がある」といった反響が寄せられた。

 同作のプロデューサーも、「洗練されたスタイルとともに、可愛らしさと美しさ、明るさの中にそれだけではない何かを感じさせる魅力」があると絶賛。また、メガホンをとった石橋冠監督も「会ったとき、大女優になる予感があった。何よりも、根性があると見た」と太鼓判を押している。厳しい演技指導にもしっかりと食らいついたようだ。

 来年にはNHK大河ドラマ『おんな城主 直虎』にも出演する高橋。
三浦春馬(26)演じる戦国武将・伊井直親の「隠し子」を名乗る美少女として登場し、物語をかき回す存在だという。可愛いだけではない国民的美少女の快進撃が楽しみだ。
(文=aiba)