女優の徳永えり(30)の体当たり演技が話題になっている。主演を務める深夜ドラマ『恋のツキ』(テレビ東京系)で「フェラチオ」「手コキ」などの性描写に果敢に挑み、そのリアルな濡れ場に男性視聴者から熱い視線が注がれているのだ。

 同作は新田章氏の同名コミックをドラマ化。徳永演じるアラサーのフリーター女子・平ワコが、交際4年、同棲3年の彼氏・青井ふうた(渡辺大知)との関係にマンネリを感じ、16歳年下の高校生・伊古ユメアキ(神尾楓珠)や4年前に付き合っていた元カレ(安藤政信)と浮気してしまう衝撃作だ。「アラサーのリアルな心境」が描かれ、そのスキャンダラスな内容が放送前から話題になっていた。

 26日深夜に放送された第一話では、ワコがいきなり高校生のユメアキに「フェラ&手コキ」をしているシーンが飛び出した。さらに、関係がマンネリ化している彼氏にレイプ風に押し倒されるシーンもあり、衝撃の濡れ場の連発となった。

 特にフェラチオ&手コキのシーンは、リアルな演技と「アラサー女子が高校生と肉体関係になっている」という背徳感で興奮必至。

徳永にとって今作は連ドラ初主演作となるが、視聴者に「女優・徳永えり」の存在を焼き付けるような熱演だった。

 これにネット上では「どエロすぎる!」「実写だと漫画より生々しい」「徳永えりさんめっちゃ可愛い」「エロすぎ注意!」「徳永えりの演技、リアルでいいわー」などと興奮と絶賛のコメントが殺到。同作には欅坂46のメンバーらが出演しており、アイドル目当ての視聴者も多かったようだが、徳永の衝撃の濡れ場に圧倒された人が続出しているようだ。

 徳永は中学2年生だった2002年、ジュニアファッション誌のモデルとしてデビュー。2004年にドラマ『放課後。』(フジテレビ系)で女優デビューを果たし、以降は演技の世界を中心に活躍してきた。

 その演技力は業界内でも高く評価され、オーディションが厳しいことで知られるNHK朝の連続テレビ小説に3作出演している隠れ朝ドラ女王でもある。今年3月まで放送されていたNHK朝ドラ『わろてんか』では、ヒロイン・てん(葵わかな)の身の回りの世話をする女中・トキを演じ、これをきっかけに一躍知名度が高まったことで本格ブレイクした。

 ブレイク後、普通なら朝ドラのイメージを保つために安全牌の出演作を選んでしまいそうだが、連ドラ初主演の『恋のツキ』は前述のように刺激的な内容。守りに入ることなく、攻めの姿勢で演技に取り組んでいることがうかがえる。

 また、徳永は放送中の吉岡里帆(25)主演ドラマ『健康で文化的な最低限度の生活』(フジテレビ系)にも出演。言葉遣いの荒い定食屋の店主を演じ、脇役ながら『恋のツキ』とはまったく違う役柄で存在感を発揮している。

 過激な濡れ場から安定の演技まで、さまざまな役柄に対応できる徳永。『恋のツキ』では彼氏や年下の高校生だけでなく元カレとの濡れ場も登場することが予告されており、どのような熱い演技を披露してくれるのか今後の展開が楽しみだ。

(文=佐藤勇馬/Yellow Tear Drops